ケアマネの過去問
令和3年度(第24回)
保健医療サービスの知識等 問26

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問題

ケアマネジャー試験 令和3年度(第24回) 保健医療サービスの知識等 問26 (訂正依頼・報告はこちら)

高齢者にみられる疾病・病態について適切なものはどれか。3つ選べ。
  • 薬疹は、薬剤服用後1~2か月で出ることが多い。
  • 高齢者の肺炎は、再発・再燃を繰り返して難治化することがある。
  • 白内障は、水晶体の混濁により視力低下をきたす。
  • 脱水があっても、めまいやふらつきは生じない。
  • ナトリウムが欠乏していても、嘔気や頭痛などの自覚症状がないこともある。

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この過去問の解説 (4件)

01

正解は、2.3.5です。

1.薬疹は、多くの場合、内服を始めてから1〜2週間で発症します。

4.脱水になると、意識障害・血圧低下・頻脈などにより、めまいやふらつきが起こることもあります。

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02

正解は、2.3.5です。

1.✖ 薬疹は、内服などによって生じる発疹です。薬に反応する細胞や抗体ができるのは、服薬後1〜2週間経ってからです。

2.〇 その通りです。

3.〇 その通りです。

4.✖ 「脱水」になると、自覚症状としては口の渇きや体のだるさ、立ちくらみなどがあります。その他に食欲低下、脱力、意識障害、血圧低下、頻脈なども起こりやすいやすいです。

5.〇 その通りです。高齢者の場合、自覚症状が出ない場合もあります。

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03

正解は 2 ,3 ,5です。

2→高齢者の肺炎は、再発・再燃を繰り返して難治化することがあります。

3→白内障は、水晶体の混濁が原因です。進行すれば失明することもあります。

5→高齢者は、自覚症状などがはっきり現れないことがあります。

その他の選択肢については、次の通りです。

1→薬疹は、薬剤服用後1~2週間後にで出ることが多いとされています。1~2か月後に出るのではありません。よって誤りです。

4→脱水症状になると、めまいやふらつきを生じます。よって誤りです。

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04

解説は以下のとおりです。

選択肢1. 薬疹は、薬剤服用後1~2か月で出ることが多い。

不適切です。薬疹とは、薬を服用することにより生ずる発疹のことです。服薬後1~2週間後に発症すると言われています。

選択肢2. 高齢者の肺炎は、再発・再燃を繰り返して難治化することがある。

適切です。高齢者は嚥下機能が衰え、食事をするときや唾を飲み込む時などに誤嚥性肺炎を発症し、治療と肺炎の繰り返しになることが多いです。繰り返すと治療も難しくなってきます。

選択肢3. 白内障は、水晶体の混濁により視力低下をきたす。

適切です。白内障は手術可能な病気です。

選択肢4. 脱水があっても、めまいやふらつきは生じない。

不適切です。普段から水分摂取を心がける必要があります。

選択肢5. ナトリウムが欠乏していても、嘔気や頭痛などの自覚症状がないこともある。

適切です。他の疾患にも言えることですが、高齢者は自覚症状がないまま病気が進行していることが多いです。

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