ケアマネの過去問
令和3年度(第24回)
保健医療サービスの知識等 問34

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問題

ケアマネジャー試験 令和3年度(第24回) 保健医療サービスの知識等 問34 (訂正依頼・報告はこちら)

高齢者にみられる疾病・病態について適切なものはどれか。3つ選べ。
  • 誤嚥性肺炎の予防には、嚥下機能のみを維持すればよい。
  • 大腿骨頸部骨折は、寝たきりの原因となりやすい。
  • 薬の副作用によるふらつきにより、転倒を起こすことがある。
  • 排泄物による皮膚の湿潤が加わることで、褥瘡が生じやすくなる。
  • 褥瘡ができた直後から約1~2か月の時期を急性期と呼ぶ。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は2.3.4です。

1.誤嚥性肺炎の予防は、嚥下機能の維持だけでなく、細菌やウイルスと戦う力を備えておくことも重要です。

2.大腿骨頸部骨折は、廃用症候群を引き起こす可能性が高いので、寝たきりの原因となりやすいです。

3.薬の副作用によるふらつきにより、転倒を起こすことがあるので、新しい薬を服用する際には、特に注意が必要です。

4.褥瘡は低栄養や排泄物による皮膚の湿潤、同じ場所を長時間圧迫することで起こります。

5.褥瘡の急性期は、褥瘡発生直後から1~3週間です。

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02

正解は2.3.4です。

2→大腿骨頸部骨折は治療期間が長いため、寝たきりの原因になるリスクが高いと言われています。

3→高齢者は薬の副作用を受けやすいため、ふらつきなどが原因で転倒するリスクは高いと言えます。

4→排泄による不潔や皮膚の湿潤は、褥瘡の原因となります。

その他の選択肢については、次の通りです。

1→誤嚥は、口の中の細菌が肺に入り込んで起こります。ですから、誤嚥性肺炎の予防には、口の中を清潔にすることが重要です。嚥下機能のみを維持すればよいのではありません。よって誤りです。

5→褥瘡の急性期は、褥瘡発生直後から1~3週間前後です。1~2か月ではありません。よって誤りです。

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03

正解は2.3.4です。

1.✖ 誤嚥性肺炎の予防は、嚥下機能の維持だけでなく、口腔ケアも重要です。

2.〇 大腿骨頸部骨折などを含む、「転倒・骨折」は寝たきりの原因の第4位になっています。

3.〇 その通りです。

4.〇 その通りです。

5.✖ 褥瘡発生直後から1~3週間が急性期と言われます。

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