ケアマネの過去問
令和4年度(第25回)
介護支援分野 問2
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問題
ケアマネジャー試験 令和4年度(第25回) 介護支援分野 問2 (訂正依頼・報告はこちら)
社会福祉法における「重層的支援体制整備事業」について正しいものはどれか。3つ選べ。
- 都道府県が行う。
- 地域生活課題を抱える地域住民の社会参加のための支援が含まれる。
- 地域づくりに向けた支援が含まれる。
- 地域生活課題を抱える地域住民の家族に対する包括的な相談支援が含まれる。
- 介護保険の居宅介護支援が含まれる。
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この過去問の解説 (2件)
01
社会福祉法における「重層的支援体制整備事業」とは、地域住民の生活課題を解決するために、都道府県が主体となって実施する事業です。この事業には、介護保険の居宅介護支援など、地域住民の支援に必要な多様なサービスが含まれます。
誤り。重層的支援体制整備事業は、都道府県が主体となって実施するものですが、その範囲は都道府県に限らず、市町村など地方自治体も関わっています。
正しい。重層的支援体制整備事業は、地域住民の生活課題を解決するために、地域住民が積極的に参加できる支援を含んでいます。
正しい。重層的支援体制整備事業は、地域住民が協力して地域の課題を解決することを目的としています。そのため、地域づくりに向けた支援も含んでいます。
正しい。重層的支援体制整備事業は、地域住民の生活課題を解決するために、地域住民やその家族に対して包括的な相談支援を提供することも含んでいます。これは、例えば高齢者や障害者など、日常生活において困難を抱えている人々が、相談員に相談することで、適切な支援やサービスを受けることができるようにすることを目的としています。
誤り。重層的支援体制整備事業は、地域住民が抱える様々な課題に対して、地域住民と関係機関との協働による包括的かつ連携した支援を行うことを目的とした制度です。一方、介護保険の居宅介護支援は、介護保険制度に基づくサービスであり、重層的支援体制整備事業とは異なります。
重層的支援体制整備事業は、地域の生活課題に対して包括的に支援を行うことを目的とした社会福祉法に基づく事業です。都道府県が主体となって行い、地域住民の社会参加、地域づくり、家族に対する相談支援、介護保険の居宅介護支援に関する支援などが含まれます。地域の人々が、安心して暮らすことができるように、地域の支援力を強化していくことが求められています。
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02
重層的支援体制整備事業は、地域の課題を包括的に支援します。地域の課題を一番知っているのは地域住民という視点を持っておきましょう。
不適切です。都道府県ではなく市町村が中心となります。
適切です。貧困、ひきこもり支援など、地域にはさまざまな課題が存在します。介護保険制度といったフォーマルサービスだけではなく、地域住民も一緒に地域課題を考え、支援を行うことが求められています。
適切です。地域生活課題の解決は、地域住民同士の繋がりを生み、地域づくりにもなっていきます。
適切です。例えば、要介護者や障がい者だけではなく、当事者を支える家族も地域で支援していく必要があります。
不適切です。相談の結果、介護保険サービスを紹介することはあります。
8050問題、ひきこもり支援など、高齢者分野、障がい者分野それぞれが縦割りの支援では解決できない課題が地域にはあります。そういった課題を地域住民も一緒になって横断的に支援することが必要です。
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