ケアマネの過去問
令和4年度(第25回)
保健医療サービスの知識等 問5
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問題
ケアマネジャー試験 令和4年度(第25回) 保健医療サービスの知識等 問5 (訂正依頼・報告はこちら)
次の記述のうち適切なものはどれか。3つ選べ。
- 介護を行うときには、利用者の残存能力をできる限り活かす。
- 入浴は、全身の保清を図り、血液循環や新陳代謝を促進する。
- 清拭をするときには、その部屋の温度を確認する。
- 尿失禁とは、尿を全部出しきれず、膀胱の中に尿が残ることをいう。
- ボディメカニクスとは、起床、食事、排泄など、利用者の生活リズムを取り戻すことをいう。
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この過去問の解説 (3件)
01
基本的な介護に関する問題です。選択肢に出てくるそれぞれの用語を確認しておきましょう。
適切です。利用者のしてほしいことをただするのではなく、利用者のできることは自分で行っていただき、できない部分を支援するということが基本になります。それが利用者のADLの維持・向上に繋がります。
適切です。保清の役割だけではなく、身体機能の改善効果もあります。
適切です。寒すぎず暑すぎない最適な室温に保つことが大切です。
不適切です。尿失禁は、自分が意識とは関係なく尿が漏れてしまうことです。記述内容は、残尿についてです。
不適切です。ボディメカニクスとは、身体の負担を最小限に効率的に行う介護技術のことです。
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02
介護を行う際のポイントについて問われています。
基本的な事項が多いため、それぞれ確認していきましょう。
正しい。介護を行うときには、利用者の残存能力をできる限り活かしていくことで、身体機能の維持を目指す必要があります。
正しい。入浴は、全身の保清を図り、温熱作用による血液循環や新陳代謝を促進効果があります。
正しい。清拭をするときには、その部屋の温度を確認します。
誤り。尿失禁とは、意図せず尿が漏れ出てしまう状態をいいます。
誤り。ボディメカニクスとは、人間の身体構造(骨格や筋肉等)や機能を力学的視点から考え、介護等を行う際の良い姿勢や、効率的な動作のことです。
高齢者の残存機能を活かし、ボディメカニクスを活用して、介護者及び高齢者それぞれにとって良い介護を提供する方法を学びましょう。
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03
介護を行うにあたり、利用者の残存能力を最大限に活かし、安全かつ快適な生活を送るためには、適切なケアが必要です。この問題では、介護に関する基本的な知識について出題されています。
正しい。介護を行うときには、利用者の残存能力をできる限り活かすことが大切です。介護者が利用者に代わって何でもやってしまうと、利用者の自立心を奪うことになります。
正しい。入浴は、全身の保清を図り、血液循環や新陳代謝を促進するために行われます。また、利用者のリラックス効果もあるため、心身ともにリフレッシュすることができます。。
正しい。清拭をするときには、その部屋の温度を確認することが大切です。清拭をするために利用者の衣服を脱がせる場合、部屋が寒ければ利用者が体温を奪われてしまいます。
誤り。尿失禁とは尿を全部出しきれず、膀胱の中に尿が残ることをいうという記述は誤りであり、尿失禁は尿の漏れを指します。
誤り。ボディメカニクスとは利用者の生活リズムを取り戻すことをいうというのは誤りであり、利用者が正しい体位を保持できるように支援することを指します。
介護において、利用者の残存能力を最大限に活かし、安全かつ快適な生活を送るためには、適切なケアが必要です。
正解選択肢には、介護における基本的な知識について記載されています。
また、他選択肢は尿失禁の定義、「ボディメカニクス」という用語の説明であり、介護において重要な概念です。
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