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ケアマネの過去問 令和4年度(第25回) 保健医療サービスの知識等 問7

問題

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認知症について適切なものはどれか。2つ選べ。
   1 .
BPSD(認知症の行動・心理症状)は、住環境などの環境因子の影響は受けない。
   2 .
若年性認知症は、うつ病など、他の精神疾患と疑われることがある。
   3 .
前頭側頭型認知症では、リアルな幻視やパーキンソニズムが特徴である。
   4 .
パーソン・センタード・ケアは、介護者本位で効率よく行うケアである。
   5 .
介護支援専門員が、利用者本人の同意を得て、心身の変化などを主治医に伝えることは、よりよい医療につながる。
( ケアマネジャー試験 令和4年度(第25回) 保健医療サービスの知識等 問7 )
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この過去問の解説 (3件)

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認知症についての問題です。

認知症の症状には、中核症状周辺症状(BPSD)があります。

中核症状は、記憶障害、失語、失認、失行等、周辺症状には徘徊、幻視や幻覚、抑うつ状態等があります。

また、認知症にはアルツハイマー型認知症、血管性認知症、前頭側頭型認知症、レビー小体型認知症があります。

それぞれの特徴や原因となった疾患等についても理解しておきましょう。

各選択肢については、以下のとおりです。

選択肢1. BPSD(認知症の行動・心理症状)は、住環境などの環境因子の影響は受けない。

誤り。BPSD(認知症の行動・心理症状)は、住環境などの環境因子の影響を受けます

BPSDを引き起こす要因として、住環境のほか、孤独や不安、不適切な生活習慣、不適切な薬物の使用などがあります。

選択肢2. 若年性認知症は、うつ病など、他の精神疾患と疑われることがある。

正しい。若年性認知症は、うつ病など、他の精神疾患と疑われることがあります。

選択肢3. 前頭側頭型認知症では、リアルな幻視やパーキンソニズムが特徴である。

誤り。前頭側頭型認知症では、人格変化行動異常がみられます。リアルな幻視やパーキンソニズムはレビー小体型認知症でみられます。

選択肢4. パーソン・センタード・ケアは、介護者本位で効率よく行うケアである。

誤り。パーソン・センタード・ケアは、その人らしさを尊重し、その人本位で行うケアです。

選択肢5. 介護支援専門員が、利用者本人の同意を得て、心身の変化などを主治医に伝えることは、よりよい医療につながる。

正しい。介護支援専門員が、利用者本人の同意を得て、心身の変化などを主治医に伝えることは、よりよい医療につながります。

まとめ

認知症の症状および種類について確認しておきましょう。

付箋メモを残すことが出来ます。
8

この問題は、認知症についての知識を問うものです。

選択肢「若年性認知症は、うつ病など、他の精神疾患と疑われることがある。」については、若年性認知症が他の精神疾患と疑われることがあるという説明が適切であり、

選択肢「介護支援専門員が、利用者本人の同意を得て、心身の変化などを主治医に伝えることは、よりよい医療につながる。」については、介護支援専門員が利用者本人の同意を得て、主治医に情報提供をすることが、より良い医療に繋がることが述べられています。

選択肢1. BPSD(認知症の行動・心理症状)は、住環境などの環境因子の影響は受けない。

誤り。認知症の行動・心理症状であるBPSDは、住環境などの環境因子によって影響を受けることがあります。

選択肢2. 若年性認知症は、うつ病など、他の精神疾患と疑われることがある。

正しい。若年性認知症は、うつ病など、他の精神疾患と疑われることがあります。

選択肢3. 前頭側頭型認知症では、リアルな幻視やパーキンソニズムが特徴である。

誤り。前頭側頭型認知症では、リアルな幻視やパーキンソニズムが特徴であるというのは誤りです。前頭側頭型認知症は、社会的マナーや判断力の低下が特徴であります。

選択肢4. パーソン・センタード・ケアは、介護者本位で効率よく行うケアである。

誤り。パーソン・センタード・ケアは、介護者本位で効率よく行うケアではなく、利用者の個性や希望に合わせたケアを行うアプローチのことを指します。

選択肢5. 介護支援専門員が、利用者本人の同意を得て、心身の変化などを主治医に伝えることは、よりよい医療につながる。

正しい。介護支援専門員が、利用者本人の同意を得て、心身の変化などを主治医に伝えることは、よりよい医療につながると言われています。

まとめ

認知症についての問題でした。

BPSDは住環境などの環境因子の影響を受けることがあり、パーソン・センタード・ケアは介護者本位で効率よく行うケアではなく、利用者の個性や希望に合わせたケアを行うアプローチです。

一方、若年性認知症は、うつ病など、他の精神疾患と疑われることがあり、介護支援専門員が利用者本人の同意を得て、心身の変化などを主治医に伝えることはよりよい医療につながると言われています。

6

アルツハイマーやレビー小体型認知症など、それぞれの認知症の特徴が違います。どのような症状で、どのような支援が必要か確認しておきましょう。

選択肢1. BPSD(認知症の行動・心理症状)は、住環境などの環境因子の影響は受けない。

不適切です。ベッドの位置など少しでも住環境が変わると不穏などの症状が見られる可能性があります。

選択肢2. 若年性認知症は、うつ病など、他の精神疾患と疑われることがある。

適切です。意欲の低下などの症状から当初は精神疾患を疑われ、若年性認知症の診断が後からつくことがあります。

選択肢3. 前頭側頭型認知症では、リアルな幻視やパーキンソニズムが特徴である。

不適切です。記述内容は、「レビー小体型認知症」についてです。

選択肢4. パーソン・センタード・ケアは、介護者本位で効率よく行うケアである。

不適切です。介護者本位ではなく、利用者本位でケアを行うことです。

選択肢5. 介護支援専門員が、利用者本人の同意を得て、心身の変化などを主治医に伝えることは、よりよい医療につながる。

適切です。認知症になると、本人から主治医に症状を詳細に伝えることが難しくなる場合があります。介護支援専門員から主治医に伝えることは、本人がより適切な医療を受けられることにもつながります。「利用者本人の同意を得て」ということもポイントです。

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