ケアマネジャー(介護支援専門員) 過去問
令和5年度(第26回)
問39 (保健医療サービスの知識等 問14)
問題文
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問題
ケアマネジャー試験 令和5年度(第26回) 問39(保健医療サービスの知識等 問14) (訂正依頼・報告はこちら)
- 筋力トレーニングは、糖尿病の予防につながる。
- 大きな負荷で行う筋力トレーニングは、息を止めて行うと安全である。
- 冬の寒い時期の運動中は、汗をかかなくても水分補給が必要である。
- 疾病によるたんぱく質摂取に制限のない高齢者では、その摂取の目標量は1日30gである。
- 喫煙は、脳卒中のリスク因子である。
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この過去問の解説 (3件)
01
体調管理や健康に関する知識は、利用者や家族の心身の状態を把握する際などに必要となります。
筋力トレーニングや有酸素運動は、糖尿病の予防につながるといわれていますので、
これは適切であると考えられます。
筋力トレーニングでは、一般に力を入れるときは息を吐き、戻すときに息を吸います。
息を止めて行うと血圧が上昇しやすくなるなど、安全であるとはいえません。
運動中は、季節にかかわらず汗をかかなくても水分補給が必要です。
冬場は空気が乾燥しているため、汗をかきにくく、喉の渇きも自覚しにくい状況でもありますので、
これは適切であると考えられます。
日本人の食事摂取基準2020年版によると、
疾病によるたんぱく質摂取に制限のない高齢者では、その摂取の目標量は1日50〜60gとされています。
喫煙は、高血圧などとともに、脳卒中のリスク因子のひとつですので、
これは適切であると考えられます。
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02
疾患を持っていても悪化の予防や改善のために、運動や生活習慣の見直しが必要になります。
適切です。筋力トレーニングを行うことで血糖値が下がる効果があります。
不適切です。呼吸をしながら筋力トレーニングを行う必要があります。
適切です。汗をかいていなくても水分は体外へ排出されていますので、水分補給は必要です。
不適切です。その人の体重にもよりますが、摂取の目標量は1日50~60gです。
適切です。他に、高血圧や糖尿病などに気を付ける必要があります。
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03
体調管理や健康に関する正しい知識は、利用者本人だけでなく、家族の心身の状態を理解し、適切な支援を行ううえで重要です。
筋力トレーニングや有酸素運動は、筋肉量を増やし、インスリンの働きを高める効果があります。これにより、血糖のコントロールが良くなり、糖尿病の予防につながるとされています。
筋力トレーニングの際に息を止めて行うと、血圧が急上昇し、心臓や脳血管に負担がかかるおそれがあります。安全に行うためには、力を入れるときに息を吐き、戻すときに息を吸うように、呼吸を意識することが大切です。
冬場は空気が乾燥しているため、体内の水分が汗や呼気として失われやすくなります。喉の渇きを感じにくくても、脱水を防ぐために定期的な水分補給が必要です。季節に関係なく水分補給は大切です。
「日本人の食事摂取基準(2020年版)」によると、健康な高齢者では、1日50〜60g程度のたんぱく質摂取が目安とされています。30gでは必要量に満たない場合があり、栄養不足につながる可能性があります。
喫煙は、血管を傷つけ、動脈硬化や高血圧の原因となるため、脳卒中や心臓病などの重大な疾患のリスクを高めます。健康を保つためには禁煙が推奨されます。
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