ケアマネの過去問
令和5年度(第26回)
保健医療サービスの知識等 問14

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問題

ケアマネジャー試験 令和5年度(第26回) 保健医療サービスの知識等 問14 (訂正依頼・報告はこちら)

次の記述のうち適切なものはどれか。3つ選べ。
  • 筋力トレーニングは、糖尿病の予防につながる。
  • 大きな負荷で行う筋力トレーニングは、息を止めて行うと安全である。
  • 冬の寒い時期の運動中は、汗をかかなくても水分補給が必要である。
  • 疾病によるたんぱく質摂取に制限のない高齢者では、その摂取の目標量は1日30gである。
  • 喫煙は、脳卒中のリスク因子である。

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この過去問の解説 (2件)

01

体調管理や健康に関する知識は、利用者や家族の心身の状態を把握する際などに必要となります。

選択肢1. 筋力トレーニングは、糖尿病の予防につながる。

筋力トレーニングや有酸素運動は、糖尿病の予防につながるといわれていますので、

これは適切であると考えられます。

選択肢2. 大きな負荷で行う筋力トレーニングは、息を止めて行うと安全である。

筋力トレーニングでは、一般に力を入れるときは息を吐き、戻すときに息を吸います。

 

息を止めて行うと血圧が上昇しやすくなるなど、安全であるとはいえません。

選択肢3. 冬の寒い時期の運動中は、汗をかかなくても水分補給が必要である。

運動中は、季節にかかわらず汗をかかなくても水分補給が必要です。

 

冬場は空気が乾燥しているため、汗をかきにくく、喉の渇きも自覚しにくい状況でもありますので、

これは適切であると考えられます。

選択肢4. 疾病によるたんぱく質摂取に制限のない高齢者では、その摂取の目標量は1日30gである。

日本人の食事摂取基準2020年版によると、

疾病によるたんぱく質摂取に制限のない高齢者では、その摂取の目標量は1日50〜60gとされています。

選択肢5. 喫煙は、脳卒中のリスク因子である。

喫煙は、高血圧などとともに、脳卒中のリスク因子のひとつですので、

これは適切であると考えられます。

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02

疾患を持っていても悪化の予防や改善のために、運動や生活習慣の見直しが必要になります。

選択肢1. 筋力トレーニングは、糖尿病の予防につながる。

適切です。筋力トレーニングを行うことで血糖値が下がる効果があります。

選択肢2. 大きな負荷で行う筋力トレーニングは、息を止めて行うと安全である。

不適切です。呼吸をしながら筋力トレーニングを行う必要があります。

選択肢3. 冬の寒い時期の運動中は、汗をかかなくても水分補給が必要である。

適切です。汗をかいていなくても水分は体外へ排出されていますので、水分補給は必要です。

選択肢4. 疾病によるたんぱく質摂取に制限のない高齢者では、その摂取の目標量は1日30gである。

不適切です。その人の体重にもよりますが、摂取の目標量は1日50~60gです。

選択肢5. 喫煙は、脳卒中のリスク因子である。

適切です。他に、高血圧や糖尿病などに気を付ける必要があります。

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