ケアマネの過去問
令和5年度(第26回)
保健医療サービスの知識等 問20
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問題
ケアマネジャー試験 令和5年度(第26回) 保健医療サービスの知識等 問20 (訂正依頼・報告はこちら)
介護医療院について適切なものはどれか。2つ選べ。
- 住まいと生活を医療が支える新たなモデルとして創設された。
- 開設者は、医療法人でなければならない。
- 療養床には、I型療養床とII型療養床がある。
- 併設型小規模介護医療院の入所定員は、25人以下である。
-
療養室入所者1人当たりの床面積は、5.0m<sup>2</sup>以上とされている。
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この過去問の解説 (2件)
01
介護保険法第8条によると、
介護医療院は、長期療養が必要な要介護者に対し、施設サービス計画に基づいて、
療養上の管理、看護、医学的管理の下における介護及び機能訓練などの医療並びに日常生活上の世話を行うことを目的とする施設です。
今後、病態により容体が急変するリスクを抱える高齢者の増加が想定されるため、
住まいと生活を医療が支える新たなモデルとして介護医療院は創設されましたので、
これは適切であると考えられます。
介護保険法第107条によると、
介護医療院の開設者は、地方公共団体、医療法人、社会福祉法人などのほか、厚生労働大臣が定める者となっています。
「介護医療院の人員、施設及び設備並びに運営に関する基準」第3条によると、
療養床には、I型療養床とII型療養床がありますので、
これは適切であると考えられます。
「介護医療院の人員、施設及び設備並びに運営に関する基準」第4条によると、
併設型小規模介護医療院の入所定員は、19人以下と定められています。
療養室入所者1人当たりの床面積は、5.0m<sup>2</sup>以上とされている。
「介護医療院の人員、施設及び設備並びに運営に関する基準」第5条によると、
療養室入所者1人当たりの床面積は、8m2以上と定められています。
介護医療院のⅠ型療養床は、療養床のうち、
主として長期にわたり療養が必要である者であり、
重篤な身体疾患を有する者や身体合併症を有する認知症高齢者等を対象としています。
それ以外の療養床はⅡ型療養床となります。
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02
特別養護老人ホームや介護老人保健施設と同じように、介護医療院も要介護高齢者が療養生活を送る施設です。しかし、それぞれ役割など異なる部分がありますので、違いについておさえておきましょう。
適切です。介護医療院は、長期的に療養生活を送るための施設です。
不適切です。介護医療院は、地方公共団体、医療法人、社会福祉法人、その他厚生労働大臣が定める者が都道府県知事の許可を受けて開設します。
適切です。Ⅰ型とⅡ型によって、専門職の配置基準が異なります。
不適切です。25人以下ではなく、19人以下です。
療養室入所者1人当たりの床面積は、5.0m<sup>2</sup>以上とされている。
不適切です。「介護医療院の人員、施設及び設備並びに運営に関する基準」第5条2において「入所者一人当たりの床面積は、八平方メートル以上とすること」と規定されています。
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