2級建築施工管理技士の過去問
平成30年(2018年)前期
3 問27

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問題

2級 建築施工管理技術検定試験 平成30年(2018年)前期 3 問27 (訂正依頼・報告はこちら)

鋼板製雨どいの工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 谷どいの継手部は、60mm重ね合わせてシーリング材を充填し、リベットで2列に千鳥に留め付けた。
  • 丸たてどいの長さ方向の継手は、下のたてどいを上にくるといの中に、60mm程度差し込んで継いだ。
  • 丸軒どいが所定の流れ勾配となるよう、とい受け金物を900mm程度の間隔で取り付けた。
  • 丸軒どいの継手部は、重ねしろを40mmとし、相互のといの耳巻き部分に力心を差し込み、はんだ付けとした。

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この過去問の解説 (2件)

01

1.〇 谷樋とは、2方向の屋根がぶつかったところに取り付ける樋で、受ける雨水の量が多くなります。ここの施工をしっかりと行わないと雨漏りの原因となります。設問の通り、継手部分は60mm重ね、シーリング材を充填し、2列の千鳥にリベットを打ちます。

2.✕ 雨水の流れ方を想像しましょう。
当然水は上から下に流れます。下に来る雨樋で、上から流れてくる雨水を全て受けられるよう設置しなければ、継手部分で水が漏れることになります。
上の縦樋を下にくる樋に差し込むよう、設置します。

3.〇 丸軒樋がたわんで逆勾配とならないよう、900mmごとに支持金物を取り付けます。

4.〇 丸軒樋の重ねしろは40mmとし、双方、耳の形のように巻きこんではんだ付けします。

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02

正解は2です。

丸たてどいの長さ方向の継手は、上のたてどいを下にくるといの中に差し込みます。下のたてどいを上のたてどいに差し込むと雨水があふれるおそれがあります。

1.谷どいの継手部は、設問の通り60mm重ね合わせてシーリング材を充填し、リベットで2列に千鳥に留め付けます。

3. 丸軒どいが所定の流れ勾配となるよう、とい受け金物を900mm程度の間隔で取り付けます。

4.丸軒どいの継手部は、重ねしろを40mmとし、相互のといの耳巻き部分に力心を差し込み、はんだ付けします。



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