2級建築施工管理技士の過去問
平成30年(2018年)前期
3 問28

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問題

2級 建築施工管理技術検定試験 平成30年(2018年)前期 3 問28 (訂正依頼・報告はこちら)

セルフレベリング材塗りに関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • セルフレベリング材の流し込みに先立ち、下地コンクリートの乾燥期間は、打込み後1か月以上確保した。
  • セルフレべリング材の塗厚が大きくなりすぎないように、事前にモルタルで下地補修を行った。
  • セルフレベリング材の流し込みは、吸水調整材塗布後、直ちに行った。
  • 塗厚が10mmのセルフレベリング材の流し込みは、1回で行った。

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は3です。

セルフレベリング材の流し込みは、吸水調整材塗布後、半日以上乾燥させてから行います。

1.セルフレベリング材の流し込みに先立ち、下地コンクリートの乾燥期間は、打込み後1か月以上確保し、十分に掃除し、接着の妨げとなるものを取り除きます。

2.セルフレべリング材の塗厚が大きくなりすぎないように、事前にモルタルで下地補修を行います。

4.セルフレべリング材の標準塗厚は10mmであり、10㎜厚のセルフレベリング材の流し込みは、1回で行います。

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02

セルフレベリング材とは、とろみのあるセメントのような素材で、打てば自然に平滑な下地が得られる材料です。
自然に平滑になるわけですから、それなりに水っぽいと考えてください。

1.〇 セルフレベリング打ち込み前の下地コンクリートはしっかりと乾燥させます。
一ヶ月以上は確保すべきでしょう。

2.〇 セルフレベリング材は一回の塗り厚が10mmを超えて流し込むと、割れなどの不具合が発生しがちです。大きな不陸はあらかじめモルタルで補修してからセルフレベリング材を流し込みます。

3.✕ 下地に吸水調整材を塗布した場合は、最低半日乾燥時間を設けます。

4.〇 塗り厚10ミリであれば、一度に流し込んで問題ありません。

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