2級建築施工管理技士 過去問
平成30年(2018年)後期
問3 (ユニットA 問3)

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問題

2級建築施工管理技士試験 平成30年(2018年)後期 問3(ユニットA 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

色に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 色の膨張や収縮の感覚は、一般に明度が高い色ほど膨張して見える。
  • 同じ色でもその面積が大きいほど、明るさや、あざやかさが増して見える。
  • 補色を対比すると、同化し、互いにあざやかさが失われて見える。
  • 暖色は、寒色に比べ一般に近距離に感じられる。

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この過去問の解説 (3件)

01

1.〇 服の色で考えましょう。
明度の低い黒の服は痩せて見え、明度の高い白の服は膨張して見えます。

2.〇 緑の野菜を盛り付ける時、小皿に一個盛り付けるよりも大皿にたくさん盛り付ける方が色鮮やかに見えるはずです。

3.✕ 補色とは、色相環で正反対の位置にある色のことです。
赤と青緑の折紙を用意し、それぞれ単体で見るのと、2枚を横に置いて同時に見るのとを比べてみてください。
補色の関係にあるこの2色は、同時に見るとより色鮮やかに見えるはずです。

4.〇 暖色のオレンジと寒色の水色を同じ位置に置いてみてください。
オレンジがより手前に見えると思います。

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02

正解は3です。
補色を対比すると、互いに強調し、鮮やかさが増して見えます。これを、補色対比といいます。

1.色の膨張・収縮の感覚は、一般に明度の影響を大きく受けます。
「膨張色」
暖色系、明度・彩度の高い色。
「収縮色」
寒色系、明度・彩度の低い色。

2.同じ色でもその面積が大きいほど、明るさや、鮮やかさが増して見えます。これを、面積効果といいます。

4.暖色は、寒色に比べ一般に近距離に感じられます。
一般に、
暖色系の色は実際より近くに見えます(進出色)。
寒色系の色は実際より遠くに見えます(後退色)。

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03

正解は補色を対比すると、同化し、互いにあざやかさが失われて見える。

選択肢1. 色の膨張や収縮の感覚は、一般に明度が高い色ほど膨張して見える。

設問の通りです。

選択肢2. 同じ色でもその面積が大きいほど、明るさや、あざやかさが増して見える。

設問の通りです。

選択肢3. 補色を対比すると、同化し、互いにあざやかさが失われて見える。

補色とは、色相環で正反対にある色同士のこと。

対比とは、二つのものを見比べるということ。

 

補色を対比させると互いの色がより鮮やかに見えます。

選択肢4. 暖色は、寒色に比べ一般に近距離に感じられる。

設問の通りです。

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