2級建築施工管理技士の過去問
平成30年(2018年)後期
1 問2

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問題

2級 建築施工管理技術検定試験 平成30年(2018年)後期 1 問2 (訂正依頼・報告はこちら)

照明に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 光源の光色は色温度で表され、単位はK(ケルビン)である。
  • 一般に直接照明による陰影は、間接照明と比べて濃くなる。
  • 照度は、点光源からある方向への光の強さを示す量である。
  • タスク・アンビエント照明は、全般照明と局部照明を併せて行う方式である。

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は3です。
照度(lx:ルクス)とは、受照面(光を受ける面)の明るさを表し、単位面積に入射する光束の量のことをいいます。
光の強さを示すのは、光度(cd:カンデラ)です。

1.光源の光色は色温度で表され、単位はK(ケルビン)です。
色温度が高い光源の色は青白く、低い色は赤くなります。

2.一般に直接照明による陰影は、間接照明と比べて濃くなります。
「直接照明」
光源の光を作業面に直接的に照明します。
照明効率は高いですが、陰影が濃くなります。
「間接照明」
光源の光を天井や壁などに反射させ、作業面に間接的に照明します。
照明効率は悪いですが、まぶしさが少なく、照度分布が均一になります。

4.タスク・アンビエント照明は、全般照明と局部照明を併せて行う方式です。
作業面と室内全体の照度の差が大きいと目が疲れるので、全般照明の照度は、局部照明の1/10以上が望ましいとされています。

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02

1○ 光源の光色は、白色光と有色光があります。
一般建物に使用される照明は白色光を使っており、色温度をK(ケルビン)で表します。
色温度が高いとその光源の光色は青く、色温度が低いと赤いということになります。

2○ 間接照明は、光を壁や天井に反射させるので、影の出方は直接照明に比べ、少なくなります。

3✕ 照度とは、物の表面を照らす光の量で、lux(ルクス)で表します。
光の強さを表すのは光度cd(カンデラ)です。

4○ タスク・アンビエント照明とは、部屋全体(アンビエント)を控えめの明るさで照らし、作業場所(タスク)のみを必要な明るさで強く照らす方式です。

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