2級建築施工管理技士の過去問
平成30年(2018年)後期
2 問15

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問題

2級 建築施工管理技術検定試験 平成30年(2018年)後期 2 問15 (訂正依頼・報告はこちら)

アスファルト舗装工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • アスファルト舗装は、交通荷重及び温度変化に対してたわみ変形する。
  • 路盤は、舗装路面に作用する荷重を分散させて路床に伝える役割を持っている。
  • プライムコートは、路床の仕上がり面を保護し、路床と路盤との接着性を向上させる役割を持っている。
  • 表層は、交通荷重による摩耗とせん断力に抵抗し、平坦ですべりにくい走行性を確保する役割を持っている。

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は3です。
アスファルト舗装においてプライムコートは、路盤などの防水性を高め保護し、その上のアスファルト混合物層(基層)とのなじみをよくするものです。
路床と路盤との接着性を向上させるものではありません。

1.アスファルト舗装は、施工性が高く、維持修繕も容易な舗装です。
しかし、交通荷重及び温度変化に対する耐変形性・耐摩耗性が小さく、コンクリート舗装に比べ、たわみ変形・摩耗します。

2.路盤は、路床の上に設けられており、舗装路面に作用する荷重を分散させて路床に伝える役割を持っています。
また、表層及び基層の支持基盤でもあります。

4.アスファルト舗装において表層は、最上部に位置する層です。
交通荷重による摩耗とせん断力に抵抗し、走行及び交通の安全性・快適性等を確保する役割を持っています。

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02

最も不適当なものは3です。

1.アスファルト舗装は、成形が容易で簡単に補修をすることができる舗装です。

しかし、高温になったり、荷重によって負荷がかかったりすると、たわみや変形が生じてしまいます。

2.問題文の通りです。

路盤とは、道路の一部で砕石や砂利を敷きならした部分のことをいいます。

舗装路面に作用する荷重を分散させて路床に伝える役割を持っています。

3.プライムコートとは、基層と上層路盤のあいだに散布します。

その上のアスファルト混合物層(基層)とのなじみをよくするものです。

4.問題文の通りです。

表層とは、道路舗装の表面部分をいいます。

交通荷重を分散して、下の層に伝えます。

交通荷重による摩耗とせん断力に抵抗し、平坦ですべりにくい走行性を確保する役割を持っています。

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