2級建築施工管理技士の過去問
平成30年(2018年)後期
3 問23
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問題
2級 建築施工管理技術検定試験 平成30年(2018年)後期 3 問23 (訂正依頼・報告はこちら)
在来軸組構法の木工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 建入れ直し完了後、接合金物を締め付けるとともに、本筋かい、火打材を固定した。
- 内装下地や造作部材の取付けは、屋根葺き工事が終わってから行った。
- 土台の据付けは、遣方(やりかた)の心墨や逃げ墨を基準とした。
- 火打梁は、柱と梁との鉛直構面の隅角部に斜めに入れた。
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この過去問の解説 (2件)
01
火打梁は、桁と梁の交差部にいれ、地震・台風といった水平力に対する骨組みの水平面を堅固にするために用いられる部材です。
1.建入れ直し完了後、骨組が変形しない様、接合金物を締め付けるとともに、本筋かい、火打材を取り付け、骨組全体を固めます。
2.雨対策等から、内装下地や造作部材の取付けは、屋根葺き工事が終わってから行います。
3.土台の据付けは、建物の高低、位置、方向、心を定めた、遣方(やりかた)の心墨や逃げ墨を基準として行います。
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02
最も不適当なものは4です。
1.問題文の通りです。建入れ直し完了後、接合金物を締め付けるとともに、本筋かい、火打材を固定して骨組みを固定します。
2.問題文の通りです。内装下地や造作部材の取付けは、内装が雨風にさらされないように、屋根葺き工事が終わってから行います。
3.問題文の通りです。土台の据付けは、基準となる遣方(やりかた)の心墨や逃げ墨を元に施工します。
4.火打梁は桁と梁の交差部にいれ、地震・台風といった水平力に対する補強材になります。
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