2級建築施工管理技士の過去問
平成30年(2018年)後期
3 問25

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問題

2級 建築施工管理技術検定試験 平成30年(2018年)後期 3 問25 (訂正依頼・報告はこちら)

屋上アスファルト防水工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 保護コンクリートに設ける伸縮調整目地は、中間部の縦横間隔を3m程度とした。
  • ルーフィング類は、継目の位置が上下層で同一箇所にならないようにして、水下側から張り付けた。
  • 平場のルーフィングと立上りのルーフィングとの重ね幅は、100mmとした。
  • 保護コンクリートに入れる溶接金網は、保護コンクリートの厚さのほぼ中央に設置した。

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は3です。
平場のルーフィングと立上りのルーフィングとを別に貼り付ける場合、平場のルーフィングの貼り付け後、その上に150mm程度の重ね幅をとって立上りルーフィングを貼り付けます。

1.保護コンクリートに設ける伸縮調整目地は、縦横3m程度の間隔、パラペット・塔屋などの際および立上り面から600mm以内の位置、深さは保護コンクリートの上から下まで達するように設けます。

2.ルーフィング類の継目は、水勾配に逆らわないようにし、上下層の重ね部が同一箇所にならないようにします。

4.保護コンクリートは、普通コンクリートを使用します。
また、これに入れる溶接金網は、保護コンクリートのひび割れを防止するため、伸縮目地内ごとに敷き込み、保護コンクリートの厚さの中間部(中央)に設置します。

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02

最も不適当なものは3です。

1.問題文の通りです。保護コンクリートに設ける伸縮調整目地は、中間部の縦横間隔を3m程度とし、立上がりパラペット周辺の際および塔屋などの際からは600mm以内の位置にします。

2.問題文の通りです。ルーフィング類は、内側に水が入らないように継目の位置が上下層で同一箇所にならないようにして、水下側から張り付けを行います。

3.原則、立上りは平場のルーフィングを切断することなく張り上げます。しかし、立上りの高さが300mm以上の場合重ね幅を150mmとして別々に張り付けます

4.問題文の通りです。保護コンクリートに入れる溶接金網は、保護コンクリートの厚さのほぼ中央にひび割れを防止するため、伸縮目地内ごとに敷き込み設置します。

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