2級建築施工管理技士の過去問
平成30年(2018年)後期
3 問30
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問題
2級 建築施工管理技術検定試験 平成30年(2018年)後期 3 問30 (訂正依頼・報告はこちら)
塗装の素地ごしらえに関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 鉄鋼面に付着した機械油の除去は、石油系溶剤を用いて行った。
- 木部面の穴埋めは、節止めを行ってからパテを充填した。
- せっこうボード面のパテかいは、合成樹脂エマルションパテを用いて行った。
- モルタル面の吸込止めは、パテかいを行った後に、シーラーを全面に塗り付けた。
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この過去問の解説 (2件)
01
セメント系及びせっこう系の素地ごしらえ(素地調整)の手順は以下のようになります。
①汚れ・付着物等の除去②吸込止め③パテかい
④パテ付け⑤研磨
吸込止めは、パテかいの前に行います。
1.鉄鋼面に付着した機械油の除去は、
化成皮膜処理では、
アルカリ性脱脂剤で加熱処理後、湯又は水洗い。
ブラストでは、
石油系溶剤等を用いた溶剤ぶきとなっています。
2.木部面の素地ごしらえ(素地調整)の手順は以下のようになります。
①汚れ・付着物等の除去②研磨(#120~220)③ふし止め(シェラックニス)
④パテかい(ポリエステル樹脂パテ)⑤研磨(#180~220)
3.セメント系及びせっこう系面のパテかいは、合成樹脂エマルションパテ、合成樹脂パテ、反応形成合成樹脂パテ、セメント系下地調整剤を用います。
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02
最も不適当なものは4です。
1.問題文の通りです。鉄鋼面に付着した機械油の除去は、石油系溶剤を用いて落とします。
2.問題文の通りです。①汚れ・付着物等の除去②研磨③ふし止め④パテかい⑤研磨の順番で行います。
3.せっこうボード面のパテかいは、合成樹脂エマルションパテ、合成樹脂パテ、反応形成合成樹脂パテ、セメント系下地調整剤等を用いて行います。
4.モルタル面の素地ごしらえの手順は①汚れ・付着物等の除去②吸込止め③パテかい④パテ付け⑤研磨となります。モルタル面の吸込止め、シーラー塗布の後にパテかいを行います。
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