問題
[ 設定等 ]
JIS(日本工業規格/現日本産業規格)に規定する建具の試験項目と測定項目の組合せとして、最も不適当なものはどれか。
1 .
結露防止性試験 ―― 熱貫流率
2 .
耐風圧性試験 ――― 変位・たわみ
3 .
気密性試験 ―――― 通気量
4 .
水密性試験 ―――― 漏水
( 2級 建築施工管理技術検定試験 令和元年(2019年)後期 1 問12 )
最も不適当なものは1です。
1.結露防止性試験・・・試験体の結露発生の有無を判定します。建具を加熱室と冷却室の2室連結型の部屋に設置して実験を行います。表面結露は目視で判断し、内部結露はセンサーなどで確認します。
2.耐風圧性試験・・・建具に圧力をかけた時に試験体の変位・たわみを測定し、圧力を取った後の開閉異常があるかどうかを確認する試験です。
3.気密性試験・・・気密性は建具からの空気の流通を遮断する性能をいいます。気密性試験では、試験体を通過する通気量を測定して性能の試験を行います。
4.水密性試験・・・建具に対して水圧をかけ、10分間の試験中に試験体からの漏水を目視によって確認します。