2級建築施工管理技士の過去問
令和元年(2019年)後期
3 問23
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問題
2級 建築施工管理技術検定試験 令和元年(2019年)後期 3 問23 (訂正依頼・報告はこちら)
鉄骨の建方に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 溶接継手のエレクションピースに使用する仮ボルトは、高力ボルトを用いて全数締め付けた。
- ターンバックル付き筋かいを有する鉄骨構造物は、その筋かいを用いて建入れ直しを行った。
- 柱現場溶接接合部に建入れ及び食違い調整機能の付いた治具を使用したため、ワイヤロープを用いず、建入れ直しを行った。
- 建方精度の測定は、温度の影響を避けるため、早朝の一定時間に実施した。
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この過去問の解説 (2件)
01
最も不適当なものは2です。
1.問題文の通りです。
溶接継手のエレクションピースに使用する仮ボルトは、高力ボルトを用いて全数締め付けとします。
2.ターンバックル付き筋かいを有する鉄骨構造物は、変形を起こさせる原因となってしまうため、その筋かいを用いて建入れ直しを行ってはいけません。
建入り直しは「倒壊防止用のワイヤーロープ」などの仮設材を用います。
3.問題文の通りです。
柱現場溶接接合部に建入れ及び食違い調整機能の付いた治具を使用した場合、ワイヤロープを用いず建入れ直しを行うことができます。
4.問題文の通りです。
建方精度の測定は、日照による温度の影響を避けるため、早朝の一定時間に実施します。
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02
2.誤りです。
締め付けが不均一になり、変形を起こさせる原因となるため本設となるターンバックル付き筋かいを用いて、建入れ直しを行ってはいけません。
建入り直しは「倒壊防止用のワイヤーロープ」などの仮設材を用います。
3.設問の通り。
4.設問の通り。
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