2級建築施工管理技士の過去問
令和元年(2019年)後期
4 問41
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問題
2級 建築施工管理技術検定試験 令和元年(2019年)後期 4 問41 (訂正依頼・報告はこちら)
建築工事における危害又は迷惑と、それを防止するための対策に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 掘削による周辺地盤の崩壊を防ぐために、防護棚を設置した。
- 落下物による危害を防ぐために、足場の外側面に工事用シートを設置した。
- 工事用車両による道路面の汚れを防ぐために、洗車場を設置した。
- 解体工事による粉塵の飛散を防ぐために、散水設備を設置した。
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この過去問の解説 (3件)
01
掘削による周辺地盤の崩壊を防ぐためには「山留めの設置」が必要です。防護棚は通称「あさがお」と呼ばれる足場の落下防止の設備です。
2.設問の通り。
3.設問の通り。
4.設問の通り。
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02
最も不適当なものは1です。
1.防護棚とは、足場に設置する落下防止設備(あさがお)のことです。掘削による周辺地盤の崩壊を防ぐためには、山留め壁の構築を行います。
2.問題文の通りです。作業床面から物が落ちないように、足場にはメッシュシートやネットを設置します。
3.問題文の通りです。洗車場を設置し、工事用車両のタイヤ等を洗うことで周辺道路への汚れを防ぎます。
4.問題文の通りです。解体作業時に出る、粉塵や埃が周囲へ飛散することを抑えるため散水設備を設置します。
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03
建築現場の危険対策の設備は出題頻度が高いため暗記しましょう。
防護棚とは足場からの落下物を防止するための設備であさがおとも呼ばれるものです。地盤の崩壊を防止するものではありません。
足場の工事シートは足場からの落下物を防ぐだけでなく、粉塵などの飛散防止効果もあります。
現場によっては地盤が泥の場合もあるため、タイヤで泥を引っ張らないように洗車場を設置します。
解体工事では木くずやほこりなどの粉塵が多く発生するため、散水設備で粉塵の飛散を防止します。
建築現場の周辺への危険対策は二次試験にもいかせるため、勉強しましょう。
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