2級建築施工管理技士の過去問
令和元年(2019年)後期
4 問40
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問題
2級 建築施工管理技術検定試験 令和元年(2019年)後期 4 問40 (訂正依頼・報告はこちら)
品質管理のための試験又は検査に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 鉄骨工事の現場隅肉溶接は、浸透探傷試験により確認した。
- 造作用の木材は、含水率を高周波水分計により確認した。
- 鉄筋のガス圧接部は、全数を外観試験により確認した。
- 摩擦杭の周面摩擦力は、すべり係数試験により確認した。
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この過去問の解説 (2件)
01
不適当なものは「摩擦杭の周面摩擦力は、すべり係数試験により確認した。」です。
設問の通りです。
設問の通りです。
設問の通りです。
誤りです。
周面摩擦力とは、杭周面の摩擦抵抗による支持力のことです。
摩擦杭の周面摩擦力はすべり係数では検証ができません。
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02
不適当なものは「摩擦杭の周面摩擦力は、すべり係数試験により確認した。」です。
問題文の通りです。浸透探傷試験とは、溶接部に浸透液を吹き付けて浸透させ表面の浸透液のみ拭き取ります。その後、現象液を吹きつけるとキズ部分に残っている浸透液がにじみ出てくるのでそれにより欠陥があるかどうかを確認します。
問題文の通りです。高周波水分計は材料の誘電率から含水量を測定します。
問題文の通りです。鉄筋のガス圧接部の外観試験は、ふくらみ、偏心のずれなどを目視で全数確認します。
周面摩擦力は杭周面の摩擦抵抗による支持力のことです。すべり係数とは、摩擦面の「滑りにくさ」を表します。周面摩擦力はすべり係数試験では検証することができません。
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