2級建築施工管理技士の過去問
令和2年(2020年)後期
1 問2

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問題

2級 建築施工管理技術検定試験 令和2年(2020年)後期 1 問2 (訂正依頼・報告はこちら)

照明に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 光束は、視感度に基づいて測定された単位時間当たりの光のエネルギー量である。
  • 照度は、単位面積当たりに入射する光束の量である。
  • 輝度は、光源の光の強さを表す量である。
  • グレアは、高輝度な部分や極端な輝度対比などによって感じるまぶしさである。

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この過去問の解説 (3件)

01

光源から発散する光のエネルギーの強さを表すのは光度です。

〔単位:㏅又は㏐/sr〕

選択肢1. 光束は、視感度に基づいて測定された単位時間当たりの光のエネルギー量である。

問題文の通り、光束は標準視感度に基づいて補正された単位時間当たりの

光のエネルギー量です。〔単位:㏐〕

選択肢2. 照度は、単位面積当たりに入射する光束の量である。

問題文の通り、照度受照面に入射する単位面積あたりの光束です。

〔単位:㏓又は㏐/㎡〕

選択肢3. 輝度は、光源の光の強さを表す量である。

輝度発光面から特定の方向に出射する、

その方向から見た単位面積当たりの光度です。

〔単位:㏅/㎡〕

選択肢4. グレアは、高輝度な部分や極端な輝度対比などによって感じるまぶしさである。

高輝度な部分や極端な輝度対比などによって引き起こされる視力低下や、

目の疲労、不快感などの障害をグレアといいます。

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02

不適当なものは「輝度は、光源の光の強さを表す量である。」です。

選択肢1. 光束は、視感度に基づいて測定された単位時間当たりの光のエネルギー量である。

〇 問題文の通り。視感度とは、人間の目に見やすい光の周波数の領域の度合いの事です。

選択肢2. 照度は、単位面積当たりに入射する光束の量である。

〇 問題文の通り。

選択肢3. 輝度は、光源の光の強さを表す量である。

× 輝度とは、光源を特定方向から見た時の光の強さを表す量です。例えば、鏡に反射した光は、見る角度によって眩しさが異なるといった状況が挙げられます。

選択肢4. グレアは、高輝度な部分や極端な輝度対比などによって感じるまぶしさである。

〇 問題文の通り。例えば、極端に明るい照明があると、眩しすぎて逆に周りが見にくくなるような状況が挙げられます。

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03

採光、照明に関する問題です。光の単位は4つあり、全てで光を表します。細かく出題されるため確認しましょう。

選択肢1. 光束は、視感度に基づいて測定された単位時間当たりの光のエネルギー量である。

光束は光の放射量を表し、㏐(ルーメン)と表します。設問の通り、光のエネルギー量を表します。

選択肢2. 照度は、単位面積当たりに入射する光束の量である。

照度は単位面積に入射する光束の量です。単位はlx(ルクス)と表されます。

選択肢3. 輝度は、光源の光の強さを表す量である。

輝度は単位面積から発散する光束でみかけの光度を表します。

光源の光の強さを表すのは光度です。

光度からある面に反射した光が輝度です。

選択肢4. グレアは、高輝度な部分や極端な輝度対比などによって感じるまぶしさである。

グレアは設問の通り、極端な輝度対比によってまぶしさを感じる現象です。

目の疲労や不快感を覚えます。

まとめ

採光、照明は幅広く出題されるためたくさんの問題を解きましょう。

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