2級建築施工管理技士の過去問
令和2年(2020年)後期
1 問6
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問題
2級 建築施工管理技術検定試験 令和2年(2020年)後期 1 問6 (訂正依頼・報告はこちら)
鉄骨構造に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- ガセットプレートは、節点に集まる部材相互の接合のために設ける部材である。
- 添え板(スプライスプレート)は、梁のウェブの座屈防止のために設ける補強材である。
- ダイアフラムは、柱と梁の接合部に設ける補強材である。
- 合成梁に用いる頭付きスタッドは、鉄骨梁と鉄筋コンクリート床スラブが一体となるように設ける部材である。
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この過去問の解説 (3件)
01
ガセットプレートに梁や筋かいなどを添わせ、ボルトにて部材同士を接合します。
✕ 2.スプライスプレートは柱と柱や梁と梁を接合する為の添え板です。
ウェブの座屈防止補強材は、スチフナーです。
〇 3.問題文の通り。
〇 4.鉄骨梁に頭付きスタッド(スタッドボルト)を溶接し、スラブコンクリートとの合成力を高めます。
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02
正解は2です。
梁のウェブの座屈防止のために設ける補強材はスチフナーです。
1.ガセットプレートは、大梁と小梁、梁や筋かいなど、節点に集まる部材相互の接合のために設ける部材です。
2.添え板(スプライスプレート)は、鉄骨柱や梁を接合する為に母材に添える板のことです。
3.問題文の通り、ダイヤフラムは、鉄骨の柱と梁の接合部に設ける補強材です。
4.合成梁に用いる頭付きスタッドは、鉄骨にスタッドを溶融し、その上にスラブコンクリートを乗せることで双方の合成力を高めます。
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03
鉄骨構造の部材に関する問題です。それぞれの部材の名前と役割を整理して覚えましょう。
ガセットプレートは設問の通り、節点に集まる部材相互の接合のために設ける部材です。
スプライスプレートとは鉄骨柱や梁などの継ぎ手において応力伝達のための鋼板です。
設問の、梁のウェブの座屈防止のために設ける補強材はスチフナーです。
設問の通り、ダイアフラムは柱と梁の接合部に設ける補強材です。
合成梁に用いる頭付きスタッドは、スタッド溶接といわれる鉄骨梁と鉄筋コンクリート床スラブを一体化させる溶接方法に使われます。
主要な部材は確認しておきましょう。
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