2級建築施工管理技士の過去問
令和2年(2020年)後期
1 問5

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問題

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この過去問の解説 (3件)

01

〇 1.問題文の通り。
鉄筋コンクリート造は、配筋、型枠建込、コンクリート流込み、型枠解体と工程が多く、工期がかかります。

〇 2.問題文の通り。
鉄筋コンクリート造は、部材断面が大きくなります。

✕ 3.鉄筋コンクリート造の方が、剛性が大きく、振動障害も生じにくくなります。

〇 4.鉄骨造は、部材断面積が小さいので軽量化を図れます。

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02

正解は3です。

1.鉄骨造は、部材を工場で規格製造し、現場に搬送して組み立てをする方法がよく用いられます。工場では品質が安定した部材を製造でき、現場での作業も少ないので工期を短くすることが出来ます。それに比べて、鉄筋コンクリート造は建物全体の重量もあり、それを支える基礎なども強固に作らなければいけないため、他の構造の建築物と比べて工種が多く、全体の工期が長くなります。

2.鉄骨造は、材料が粘り強く耐性が強いため、小さな断面の部材で大きな荷重に耐えることができます。

3.鉄骨造は、鉄筋コンクリート造と比べて剛性が低いので、振動障害が生じやすくなります

4.鉄骨造は、鉄筋コンクリート造と比べて部材の重量が小さいので、構造体の軽量化が図れます。

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03

この問題は鉄筋コンクリート構造と鉄筋構造の特徴を理解する必要があります。過去問などで何度も練習しましょう。

選択肢1. 骨組の部材は、工場で加工し、現場で組み立てるため、工期を短縮しやすい。

鉄骨構造は鉄筋コンクリート構造に比べ工場での加工が多く、工期の短縮が望めます。

選択肢2. 骨組の部材は、強度が高いため、小さな断面の部材で大きな荷重に耐えることができる。

設問の通り、鉄骨構造のほうが粘り強く、強度が高いため小さな断面の部材で荷重に耐えることができます。

選択肢3. 構造体は、剛性が大きく、振動障害が生じにくい。

鉄骨構造は剛性ではなく、じん性(粘り強さ)が大きいため、変形能力を有しているため耐震性が高いです。

選択肢4. 同じ容積の建築物では、構造体の軽量化が図れる。

鉄骨構造のほうが強度が高く軽量なため、軽量化が図れます。

まとめ

鉄骨構造と鉄筋コンクリートの特徴を整理してチェックしましょう。

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