2級建築施工管理技士の過去問
令和2年(2020年)後期
3 問25

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問題

2級 建築施工管理技術検定試験 令和2年(2020年)後期 3 問25 (訂正依頼・報告はこちら)

シーリング工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • マスキングテープは、シーリング材のへら仕上げ終了後、直ちに取り除いた。
  • コンクリートの目地等のノンワーキングジョイントは、シーリング材の充填深さの最小値を10mmとした。
  • 裏面に粘着剤が付いているバックアップ材は、目地幅より1~2mm小さい幅のものを使用した。
  • 異種シーリング材を打ち継ぐため、先打ちシーリング材が硬化しないうちに、後打ちシーリング材を施工した。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。

1.問題文の通りです。マスキングテープは、汚れ防止と目地縁の通りをよく仕上げるために使用する保護テープです。シーリング硬化後だと、固まったコーキング材によってテープがきれいに剥がせないので、シーリング材充填後すぐに取り除きます。

2.問題文の通りです。コンクリート目地等のノンワーキングジョイントは、シーリング材の充填深さの最小値を10mmとし、3面接着とします

3.問題文の通りです。バックアップ材は3面接着を避けるため、目地底に詰めて目地を適切な深さにします。目地幅より多少小さい幅でないと、目地の奥に貼ることができません。その上にコーキング材を充填することで2面接着となります。

4.異種シーリング材を打継ぐ場合、先打ちシーリング材が硬化してから後打ちシーリング材を充填します。

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02

〇 1.時間が経過するとシーリング材が硬化し、マスキングテープを剥がしにくくなる為、直ちに取り除きます。

〇 2.コンクリート打継ぎ部の目地深さは10mm以上とします。

〇 3.目地幅より多少細くないと、目地底に貼れない為です。

✕ 4.シーリングの打継ぎは先に充填した箇所が硬化してから行います。

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03

仕上げ工事のシーリング工事の問題です。

シーリングとは異種材料の間やパネル間、水密性、気密性を高めるための充填する材料のことです。

選択肢1. マスキングテープは、シーリング材のへら仕上げ終了後、直ちに取り除いた。

マスキングテープはシーリング材のヘラ仕上げ終了後直ちに取り除きます。

マスキングテープは塗装工事などでも使用されますが、作業終了後直ちに取り除きます。

選択肢2. コンクリートの目地等のノンワーキングジョイントは、シーリング材の充填深さの最小値を10mmとした。

ノンワーキングジョイントとはジョイントとなっている材料どうしの動きがあまりないもので、コンクリートなどの目地などが含まれます。

その際のシーリング材の充填深さは最小値を10㎜とします。

選択肢3. 裏面に粘着剤が付いているバックアップ材は、目地幅より1~2mm小さい幅のものを使用した。

バックアップ材とはシーリング材の充填箇所が大きく、深い場合に使われる材料です。

裏面に粘着剤が付いているバックアップ材は、目地幅より1~2mm小さい幅のものを使用します。

選択肢4. 異種シーリング材を打ち継ぐため、先打ちシーリング材が硬化しないうちに、後打ちシーリング材を施工した。

異種シーリング材を打ち継ぐ場合は、先打ちシーリング材が硬貨したのち施工します。

硬化していないと、先打ちシーリング材と後打ちシーリング材が混ざってしまいます。

まとめ

シーリング工事は多くの現場で行われる工事です。

確実に暗記しましょう。

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