2級建築施工管理技士の過去問
令和2年(2020年)後期
4 問35

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問題

2級 建築施工管理技術検定試験 令和2年(2020年)後期 4 問35 (訂正依頼・報告はこちら)

工事現場における材料の保管に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 高力ボルトは、箱の積上げ高さを5段までとして保管する。
  • 型枠用合板は、直射日光が当たらないよう、シートを掛けて保管する。
  • 袋詰めセメントは、風通しのよい倉庫に保管する。
  • 防水用の袋入りアスファルトは、積重ねを10段までとして保管する。

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この過去問の解説 (3件)

01

〇 1.積上げ高さは、3~5段までとします。

〇 2.型枠が傷まないように、外部で保管する場合はシートを掛けます。

✕ 3.セメントは空気に触れると風化し品質が低下する恐れがあります。また、湿気にも弱いので、密閉された部屋で、床から30㎝以上上げて保管します。

〇 4.問題文の通り。

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02

正解は3です。

1.問題文の通りです。高力ボルトの箱の積上げ高さは、3~5段までとして保管します。

2.問題文の通りです。せき板、直射日光に当たってしまうと、コンクリートの硬化不良の原因となってしまうため、直射日光が当たらないようにシートを掛けて保管します。

3.セメントは、少しでも固まると使用できないので、防湿に気をつけてできるだけ通風は避けます。密閉された部屋で、床から30㎝以上上げて保管します。

4.問題文の通りです。防水用の袋入りアスファルトは、積み重ねを10段までとし、崩れないようにします。

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03

品質管理に関する問題です。

様々な種類の問題があるため、問題集などでたくさん問題を解きましょう。

選択肢1. 高力ボルトは、箱の積上げ高さを5段までとして保管する。

設問の通りです。

箱の積み上げ高さは3~5段までとしましょう。

選択肢2. 型枠用合板は、直射日光が当たらないよう、シートを掛けて保管する。

型枠用合板は直射日光があたらないよう保管しましょう。

直射日光に長時間あててしまうと材質が変化し、コンクリート表面の硬化不良の原因になってしまいます。

選択肢3. 袋詰めセメントは、風通しのよい倉庫に保管する。

袋詰めセメントは風通しのよい場所で保管すると湿気で固まってしまうため避けましょう。

風化してしまったセメントは施工不良につながるため使用してはいけません。

選択肢4. 防水用の袋入りアスファルトは、積重ねを10段までとして保管する。

設問の通り、防水用の袋入りアスファルトは、積重ねを10段までとして保管します。

10段以上の積み上げは避けましょう。

まとめ

品質管理、材料の保管に関する問題は二次試験にもつながるため繰り返し復習しましょう。

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