2級建築施工管理技士の過去問
令和2年(2020年)後期
4 問36
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問題
2級 建築施工管理技術検定試験 令和2年(2020年)後期 4 問36 (訂正依頼・報告はこちら)
総合工程表の立案に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 工程計画上のマイルストーン(管理日)は、工程上の重要な区切りを避けて計画する。
- 工区分割を行い、後続作業を並行して始めることにより、工期短縮が可能か検討する。
- 型枠工事の工程計画では、型枠存置期間を考慮して、せき板や支保工の転用を検討する。
- 工事を行う地域における労務、資材、機材等の調達状況を調査して、手配を計画する。
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この過去問の解説 (3件)
01
〇 2.工区を決め、エリアごとに異なる作業を同時に進行する事は、工期短縮に繋がります。
〇 3.養生中にせき板、支保工の転用はできないので、転用できず不足分の材料は、別途手配が必要となります。
〇 4.地域によって、労務、資材単価は異なります。
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02
正解は1です。
1.マイルストーンとは、工程上の節目や中間地点を指します。
ですので、マイルストーン自体が重要な区切りとして計画されます。
2.工区分割を行い、場所ごとに異なる作業を並行して行う事は、1日で進む作業量も多くなるので、工期短縮に有効です。
3.型枠工事の工程計画では、せき板や支保工の型枠存置期間を考慮して、他の工程に転用する場合は別途検討が必要になります。
4.工事を行う地域において、労務、資材、機材等は納期や単価等、それぞれ異なるので事前に調達状況を調査して手配を計画する事は適切です。
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03
総合工程表の問題は工程計画、工程管理からの出題です。
問題文をよく読んで回答しましょう。
工程計画上のマイルストーンとは工程上の重要な節目や地点を表します。
重要な区切りのことをマイルストーンといいます。
工区分割とは区分ごとに異なる作業を並行して行うことで、工期の短縮ができるため可能か検討します。
型枠工事のせき板や支保工は同じ現場で転用することができれば、手間の削減ができます。
そのため型枠在置期間を考慮して計画します。
設問の通り、工事を行う地域における労務、資材、機材等の調達状況を調査して計画を進めます。
工程計画、工程管理の問題は幅広く出題されるため、過去問などで多くの問題を繰り返し復習しましょう。
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