2級建築施工管理技士の過去問
令和3年(2021年)前期
4 問29
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問題
2級 建築施工管理技術検定試験 令和3年(2021年)前期 4 問29 (訂正依頼・報告はこちら)
事前調査に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 総合仮設計画に当たり、敷地周辺の電柱及び架空電線の調査を行った。
- 解体工事計画に当たり、発生する木くずを再生するため、再資源化施設の調査を行った。
- 根切り工事に当たり、埋蔵文化財の有無について調査を行った。
- 防護棚の設置に当たり、敷地地盤の高低及び地中埋設配管の調査を行った。
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この過去問の解説 (2件)
01
正解は4です。
防護棚とは、仮設足場からものが落下しても、下を歩いている通行人に
当たらないように、仮設足場に取り付ける庇のようなものです。
各選択肢については以下の通りです。
1 設問の通りです。
仮設足場が周辺の設備の邪魔にならないように事前に調査を行います。
2 設問の通りです。
解体現場近くに再資源化施設があるか事前に調査を行います。
3 設問の通りです。
根切りとは地面を掘る工事です。
4 防護棚は地盤より上に設けるので、地盤や地中は関係がありません。
防護棚の1段目は下から4〜5m以内に設けます。
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02
1 .総合仮設計画に当たり、敷地周辺の電柱及び架空電線の調査を行った。
正しいです。
車両通行路等の計画をするにあたり、障害になるものは、
あらかじめ調査を行い、必要に応じて撤去・移動の申請を行います。
2 .解体工事計画に当たり、発生する木くずを再生するため、再資源化施設の調査を行った。
正しいです。
解体工事を行うにあたり、再資源化できるものは、出来るだけ再利用します。
3 .根切り工事に当たり、埋蔵文化財の有無について調査を行った。
正しいです。
埋蔵文化財調査は、市区町村により規定が異なる為、
調査範囲等は確認し行います。
4 .防護棚の設置に当たり、敷地地盤の高低及び地中埋設配管の調査を行った。
間違いです。
防護棚(アサガオ)は、外部足場に取り付ける落下物防止設備の為、
地中埋設物は関係ありません。
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