2級建築施工管理技士の過去問
令和3年(2021年)前期
5 問39

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問題

2級 建築施工管理技術検定試験 令和3年(2021年)前期 5 問39 (訂正依頼・報告はこちら)

型枠の締付け金物等に関する記述として、不適当なものを2つ選べ。
  • セパレータは、せき板に対して垂直となるよう配置した。
  • 打放し仕上げとなる外壁コンクリートの型枠に使用するセパレータは、コーンを取り付けないものを用いた。
  • 塗り仕上げとなる壁コンクリートの型枠に使用するフォームタイと座金は、くさび式を用いた。
  • 柱の型枠に用いるコラムクランプは、セパレータと組み合わせて使用した。

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この過去問の解説 (3件)

01

1 .セパレータは、せき板に対して垂直となるよう配置した。

 正しいです。

 セパレーターとは、対面する型枠同士を緊結するものであり、

 せき板に対して垂直になるように配置します。

2 .打放し仕上げとなる外壁コンクリートの型枠に使用するセパレータは、コーンを取り付けないものを用いた。

 間違いです。

 打ち放し部分は、コーン取り外し後に詰めモルをする為、

 コーンを取り付けるようにします。

3 .塗り仕上げとなる壁コンクリートの型枠に使用するフォームタイと座金は、くさび式を用いた。

 正しいです。

 塗り仕上げとなる部分は、仕上げ時に座金が塗装される為、

 くさび式を用いる必要があります。

4 .柱の型枠に用いるコラムクランプは、セパレータと組み合わせて使用した。

 間違いです。

 コラムクランプは、セパレーターとは組み合わせができません。

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02

支保工に使われる材料の要点を整理しておきましょう。

選択肢1. セパレータは、せき板に対して垂直となるよう配置した。

設問の通りです。

セパレーターは、せき板の間隔を確保するために設置するものです。

せき板に対して垂直となるように配置します。

選択肢2. 打放し仕上げとなる外壁コンクリートの型枠に使用するセパレータは、コーンを取り付けないものを用いた。

誤りです。

打放し仕上げでは、表面の平滑化や金物を露出させない、などのためにコーン付きセパレーターを使用します。

選択肢3. 塗り仕上げとなる壁コンクリートの型枠に使用するフォームタイと座金は、くさび式を用いた。

設問の通りです。

フォームタイは、型枠の締付け金具のことです。

選択肢4. 柱の型枠に用いるコラムクランプは、セパレータと組み合わせて使用した。

誤りです。

コラムクランプは独立柱等に使われ、柱のせき板を四方から締め付けて固定する金物のことです。

型枠にコラムクランプを使用する場合には、セパレーターは必要ありません

参考になった数39

03

正解は2.4です。

 

2→コーンを取り付けたものを使用します。

4→型枠を固定するための金物です、柱など4角の型枠を固定できます。

各選択肢については以下の通りです。

1 設問の通りです。 

  例えば、セパレータが斜めになっていると、壁を作る型枠の幅が一定にならず、

  壁が波打ちます。

2 打放し仕上げとなる外壁コンクリートの型枠に使用するセパレータは、

  コーンを取り付けます。

3 設問の通りです。 

  くさび式を用いる事でより強靭で変形しにくく、緩みにくいです。

4 コラム=角型鋼管 です。

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