2級建築施工管理技士の過去問
令和3年(2021年)前期
4 問38
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問題
2級 建築施工管理技術検定試験 令和3年(2021年)前期 4 問38 (訂正依頼・報告はこちら)
足場に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 枠組足場に使用する作業床の幅は、30cmとした。
- 枠組足場の墜落防止設備として、交さ筋かい及び高さ15cm以上の幅木を設置した。
- 移動式足場(ローリングタワー)の作業台上では、脚立の使用を禁止とした。
- 移動式足場(ローリングタワー)の脚輪のブレーキは、移動中を除き、常に作動させた。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は1です。
40cm以上にします。
各選択肢については以下の通りです。
1 作業をする床なので、肩幅より狭いと危険です。
2 設問の通りです。
交差筋交い及び下さん(15cm以上40cm以下)のパターンもあります。
3 移動式足場は車輪が付いていますので、
グラグラしている架台にグラグラする脚立を置くのは危険です。
4 車輪がついているので、床に少しでも傾斜があると移動し危険です。
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02
1 .枠組足場に使用する作業床の幅は、30cmとした。
間違いです。
最小幅は40cmと規定されています。
2 .枠組足場の墜落防止設備として、交さ筋かい及び高さ15cm以上の幅木を設置した。
正しいです。
交差筋交にくわえ15cm以上の巾木を設置することが
安衛法にて定められています。
3 .移動式足場(ローリングタワー)の作業台上では、脚立の使用を禁止とした。
移動式足場上に別途に足場を組むことは禁止されています。
4 .移動式足場(ローリングタワー)の脚輪のブレーキは、移動中を除き、常に作動させた。
移動式足場は、移動時を除き常にブレーキを作動させます。
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03
単管足場の建地間隔や枠組足場の壁つなぎ設置間隔、吊り足場や移動式足場の作業床についての各数値は頻出です。
誤りです。
つり足場の場合を除いて、足場の作業床の幅は40cm以上として床材の隙間は3cm以下とします。(労働安全衛生規則第563条1項二号)
設問の通りです。
(労働安全衛生規則第563条1項三号のイ)
設問の通りです。
作業台上では、梯子や脚立などを用いた作業は行ってはいけません。
設問の通りです。
移動中を除いて脚輪のブレーキは常に作動させます。
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