2級建築施工管理技士の過去問
令和3年(2021年)前期
5 問42
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問題
2級 建築施工管理技術検定試験 令和3年(2021年)前期 5 問42 (訂正依頼・報告はこちら)
床のフローリングボード張りに関する記述として、不適当なものを2つ選べ。
- フローリングボードに生じた目違いは、パテかいにより平滑にした。
- フローリングボード張込み後、床塗装仕上げを行うまで、ポリエチレンシートを用いて養生をした。
- フローリングボードの下張り用合板は、長手方向が根太と直交するように割り付けた。
- 隣り合うフローリングボードの木口の継手位置は、すべて揃えて割り付けた。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は1.4です。
1→目違いは削ったり、小さな木を埋めたりして平滑にします。
4→フローリングの継手位置は揃えません。
各選択肢については以下の通りです。
1 パテかいは石膏ボードなどの不陸調整に使い、その上にクロス等を
貼ります。
2 設問の通りです。
ポリエチレンシートで汚れ、傷などが付かない様に保護します。
3 設問の通りです。
同じ方向にすると、下張りが浮いてきた時、一緒にフローリングも
浮いてしまいます。
4 隣り合うフローリングボードの木口の継手位置は、すべて揃えず
割り付けます。
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02
不適当なものは、1と4です。
1.フローリングボードに生じた目違いは、ボードを削ったり、穴を埋めることで平滑にします。パテかいはクロス貼りや塗装面にある、不陸部分にパテを塗って、表面を平滑にする作業のことです。
2.問題文の通りです。フローリングボード張込み後、床塗装仕上げを行うまで、ポリエチレンシートを用いて養生を行います。
3.問題文の通りです。フローリングボードの下張り用合板は、長手方向が根太と直交するように割り付けを行います。
4.隣り合うフローリングボードの木口の継手位置は、揃えず乱にして割り付けます。
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03
1 .フローリングボードに生じた目違いは、パテかいにより平滑にした。
間違いです。
フローリングボードに生じた目違いは、パテかいにて不陸調整を行うと
ひび割れの原因となるため、行ってはいけません。
2 .フローリングボード張込み後、床塗装仕上げを行うまで、ポリエチレンシートを用いて養生をした。
正しいです。
養生はポリエチレンシート等で行い、床塗装仕上げを行うまでは、
下地面を保護するように気を付けなければいけません。
3 .フローリングボードの下張り用合板は、長手方向が根太と直交するように割り付けた。
正しいです。
長手方向と直交しないと、強度が低下する為、必ず直交させるように
しなければなりません。
4 .隣り合うフローリングボードの木口の継手位置は、すべて揃えて割り付けた。
間違いです。
継手位置は、重なり合ってはいけない為、揃えてはいけません。
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