2級建築施工管理技士の過去問
令和3年(2021年)後期
1 問13
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
2級 建築施工管理技術検定試験 令和3年(2021年)後期 1 問13 (訂正依頼・報告はこちら)
日本産業規格(JIS)に規定する建具の性能試験方法に関する記述として、不適当なものはどれか。
- 耐風圧性の性能試験では、変位及びたわみを測定する。
- 遮音性の性能試験では、音響透過損失を測定する。
- 結露防止性の性能試験では、熱貫流率を測定する。
- 遮熱性の性能試験では、日射熱取得率を測定する。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
JISに規定される建具の性能試験方法の項目と意味を理解しましょう。
耐風圧性試験の測定項目は、変位・たわみです。
遮音性試験の測定項目は、音響透過損失です。
結露防止性試験の測定項目は温度低下率です。
設問の熱貫流率は断熱性試験の測定項目です。
遮熱性試験の測定項目は、日射熱取得率です。
参考になった数73
この解説の修正を提案する
02
日本産業企画(JIS)に規定する建具の性能試験方法は15項目あり、その中で4項目がランダムで出題されています。
正しい記述です。
耐風圧性は名前の通り、風圧力に耐えれる程度を表す項目で、変位・たわみ量[mm]を測定します。
正しい記述です。
遮音性は名前の通り、音を遮る程度を表す項目で、音響透過損失[db]を測定します。
間違った記述です。
結露防止性は建具表面の結露の発生を防ぐ程度を測定するもので、温度低下率・結露状況を試験します。
熱貫流率は「熱」が「貫く」という漢字の通り、熱の移動のしやすさを表した数値で、断熱性を測定する為の測定項目です。
正しい記述です。
遮熱性は「熱」を「遮る」という漢字の通り、日射熱を遮る程度を表す項目で、日射熱取得率を測定します。
測定するものが、変化した量か、変化するのに必要な力か、変化のしやすさか、性能項目から察することができるものもあります。
15項目と数が多い暗記ものなので、自分が間違えた項目に絞ってしっかり覚えましょう。
参考になった数29
この解説の修正を提案する
03
JIS規定の建具性能試験の測定項目
耐風圧性・・・変位、たわみ
遮音性・・・音響透過損失
結露防止性・・・温度低下率、結露状況
遮熱性・・・日射熱取得率
参考になった数19
この解説の修正を提案する
前の問題(問12)へ
令和3年(2021年)後期問題一覧
次の問題(問14)へ