2級建築施工管理技士の過去問
令和3年(2021年)後期
2 問16

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

2級 建築施工管理技術検定試験 令和3年(2021年)後期 2 問16 (訂正依頼・報告はこちら)

LEDランプに関する一般的な記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 他のランプ類に比べ耐熱性が低いため、高温にさらされないよう、発熱体の周辺への設置は避ける。
  • 他のランプ類に比べ寿命が短いため、高い天井等、ランプの交換がしにくい場所への設置は避ける。
  • 光線に紫外線をほとんど含まないため、屋外照明に使用しても虫が寄り付きにくい。
  • 光の照射方向に熱をほとんど発しないため、生鮮食料品の劣化を助長しない。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

LED(Light Emitting Diode)は発光ダイオードの略称で、

近年は家庭用照明から信号機まで、さまざまなところで使われるようになりました。

特徴をしっかり覚えましょう。

選択肢1. 他のランプ類に比べ耐熱性が低いため、高温にさらされないよう、発熱体の周辺への設置は避ける。

正しい記述です。

LED電球の欠点の1つに、高温状態に弱いという点があります。

内部温度が80度を超えると寿命が縮まり、回路が破損する恐れがあります。

その為、LED電球の構造には、放熱する為のヒートシンクが備えられています。

選択肢2. 他のランプ類に比べ寿命が短いため、高い天井等、ランプの交換がしにくい場所への設置は避ける。

間違った記述です。

「他のランプ類に比べて寿命が長い」のがLEDの特徴です。

白熱電球の場合、寿命がくると突然つかなくなりますが、LED電球の場合、徐々に光力が弱まっていきます。

選択肢3. 光線に紫外線をほとんど含まないため、屋外照明に使用しても虫が寄り付きにくい。

正しい記述です。

白熱電球と違い、多くのLED電球は紫外線をほとんど照射されません。

紫外線を含むタイプのLED電球もありますが、市販のLED電球は大抵前者です。

選択肢4. 光の照射方向に熱をほとんど発しないため、生鮮食料品の劣化を助長しない。

正しい記述です。

LED電球は放射熱をほとんど発しません。

赤外線も発生しないので、生鮮食品だけでなく美術品や衣服など、熱による変色を心配する物品の保護にも生かすことができます。

まとめ

LEDはたくさんの利点と少しの欠点があります。

特徴を押えて覚えましょう。

参考になった数33

02

LEDランプは白熱電球や蛍光灯に比べて、寿命が長いCO削減

低消費電力、等の特色を持ちます。

選択肢1. 他のランプ類に比べ耐熱性が低いため、高温にさらされないよう、発熱体の周辺への設置は避ける。

設問の通りです。

選択肢2. 他のランプ類に比べ寿命が短いため、高い天井等、ランプの交換がしにくい場所への設置は避ける。

誤りです。

LEDの大きな特徴は寿命が長いことです。

選択肢3. 光線に紫外線をほとんど含まないため、屋外照明に使用しても虫が寄り付きにくい。

設問の通りです。

虫が寄り付くとされる紫外線をほとんど含みません

選択肢4. 光の照射方向に熱をほとんど発しないため、生鮮食料品の劣化を助長しない。

設問の通りです。

参考になった数12

03

LEDランプのメリット、デメリットを覚えましょう。

選択肢1. 他のランプ類に比べ耐熱性が低いため、高温にさらされないよう、発熱体の周辺への設置は避ける。

その通りです。

耐熱性が低いため、使う場所で向き不向きがあります。

選択肢2. 他のランプ類に比べ寿命が短いため、高い天井等、ランプの交換がしにくい場所への設置は避ける。

間違いです。

寿命は長いです。

選択肢3. 光線に紫外線をほとんど含まないため、屋外照明に使用しても虫が寄り付きにくい。

その通りです。

赤外線や紫外線をほとんど発しない為虫が来ません。

選択肢4. 光の照射方向に熱をほとんど発しないため、生鮮食料品の劣化を助長しない。

その通りです。

参考になった数8