2級建築施工管理技士の過去問
令和3年(2021年)後期
2 問17
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問題
2級 建築施工管理技術検定試験 令和3年(2021年)後期 2 問17 (訂正依頼・報告はこちら)
建築設備とそれに関連する用語の組合せとして、最も関係の少ないものはどれか。
- 給水設備 ――― バキュームブレーカー
- 排水設備 ――― 通気管
- ガス設備 ――― マイコンメーター
- 空気調和設備 ― バスダクト
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この過去問の解説 (3件)
01
建築設備に関連する用語を整理しましょう。
バキュームブレーカーは逆流するのを防ぐ装置のことです。
通気管とは、排水トラップの封水切れを防止し、排水管の水が円滑に
流れるようにするための配管のことです。
マイコンメーターとは、遮断装置付きガスメーターのことです。
バスダクトとは、金属製のダクト内部に帯状のアルミ導体を絶縁材で
固定して配線したものです。空気調和設備とは関係性がありません。
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02
暗記問題です。
漢字や名前の雰囲気で覚えられるものもありますが、もちろん違うものもあります。
よく出る問題を中心に用語を覚えましょう。
正しい記述です。
バキュームブレーカーとは、給水・給湯系統に負圧が生じた際に、水が衛生機器等へ逆流するのを防止する為に、負圧の箇所へ自動的に空気を入れる機器のことです。
よく水洗トイレの洗浄弁(水を流すレバー)と衛生機器(トイレ)の間に接続されています。
水は、圧力の高いところから低いところへ流れる性質を持っています。
何らかの影響で給水管内の水を送る圧力が低くなると、流したはずの汚い水が逆流してしまうことがあります。
その逆流を防ぐためにバキュームブレーカーが取り付けられています。
バキュームブレーカーは、逆流する時に水が飛び出す出口に蓋をして、違う穴から空気を送って、元の排水管に汚水を流してくれます。
正しい記述です。
排水に通気はかかせません。
例えば、ストローで飲み物を飲んでいる時に飲み口を押えて、ストロー内の飲み物が落ちないという気圧を使った遊びがありますよね。
水の重さより、下から押し上げる気圧の方が大きいと、水は流れません。
排水設備にも同じことが発生する為、水が円滑に排水できるように通気管を設けています。
他にもトラップの封水が無くならないように、管内が負圧になった時に空気を補充する役割もあります。
正しい記述です。
マイコンメーターとはガス使用量の計量、ガス漏れや異常事態にガスを自動で止める、警報を鳴らす機器です。
計量器のついた、ブレーカーのようなものです。
間違った記述です。
バスダクトは導体を表すBUSBARと、管を表すDUCTを組み合わせた名称で、金属製のダクトの中に、アルミニウムや銅の導体を入れ、絶縁物で固定する電気設備機器です。
電力が大きい幹線用の部材です。
名称が覚えにくかったり、身近にない設備だったりするので、イメージもつきにくいかもしれません。
設問に引っかからないように、頑張って覚えましょう。
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03
暗記問題です。
その通りです。
バキュームブレーカーは逆流防止装置です。
その通りです。
通気管は排水がスムーズに流れるようにするためのものです。
その通りです。
マイコンメーターはガスメーターのことです。
ガス使用量やガスの使用状態を見守ります。
間違いです。
バスダクトは電気を大量供給できるシステムです。
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