2級建築施工管理技士の過去問
令和4年(2022年)後期
1 問2

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問題

2級 建築施工管理技術検定試験 令和4年(2022年)後期 1 問2 (訂正依頼・報告はこちら)

照明に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 光束は、視感度に基づいて測定された単位時間当たりの光のエネルギー量である。
  • 輝度は、光源の光の強さを表す量である。
  • 天井や壁等の建築部位と一体化した照明方式を、建築化照明という。
  • 照明対象となる範囲外に照射されるような漏れ光によって引き起こされる障害のことを、光害という。

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この過去問の解説 (2件)

01

この設問は、照明に関する設問で光束や輝度などの定義について問われている問題です。

選択肢1. 光束は、視感度に基づいて測定された単位時間当たりの光のエネルギー量である。

設問のとおりです。

光束は、視感度に基づいて測定された単位時間当たりの光のエネルギー量を示します。

選択肢2. 輝度は、光源の光の強さを表す量である。

誤りです。

輝度は、ある方向への光源の単位面積当たりの光度であり人が感じるまぶしさを表す量です。

光度とは、点光源のある方向の光の強さを示す量です。

選択肢3. 天井や壁等の建築部位と一体化した照明方式を、建築化照明という。

設問のとおりです。

建築化照明とは、天井や壁等の建築部位と一体化した照明方式を言います。

選択肢4. 照明対象となる範囲外に照射されるような漏れ光によって引き起こされる障害のことを、光害という。

設問のとおりです。

照明対象となる範囲外に照射されるような漏れ光によって引き起こされる障害のことを、光害と言います。

まとめ

光束や輝度などの定義が理解できるかどうかが鍵となります。

文だけの理解が難しい場合は、図などを活用して理解してみて下さい。

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02

この問題では照明に関する知識と用語の理解度が求められます。

選択肢1. 光束は、視感度に基づいて測定された単位時間当たりの光のエネルギー量である。

光束は、単位時間当たりの光のエネルギー量(ルーメン:lm)を示しています。

選択肢2. 輝度は、光源の光の強さを表す量である。

輝度とは光源(ディスプレイなど)の明るさの度合いを示しており、

光度とは点光源(LED照明など)の明るさを表すときに利用されます。

選択肢3. 天井や壁等の建築部位と一体化した照明方式を、建築化照明という。

設問の通りです。

選択肢4. 照明対象となる範囲外に照射されるような漏れ光によって引き起こされる障害のことを、光害という。

設問の通りです。

過剰または不要な光による公害となります。

まとめ

照明に関する用語は多くありますが基本的な用語さえ理解していれば問題有りません。

また照度(ルクス:lx)などの単位も覚えておきましょう。

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