2級建築施工管理技士の過去問
令和4年(2022年)後期
1 問11

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問題

2級 建築施工管理技術検定試験 令和4年(2022年)後期 1 問11 (訂正依頼・報告はこちら)

コンクリートに関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • コンクリートの引張強度は、圧縮強度に比べて著しく小さい。
  • コンクリートの線膨張係数は、常温では、鉄筋の線膨張係数とほぼ等しい。
  • コンクリートは、大気中の炭酸ガスやその他の酸性物質の浸透によって徐々に中性化する。
  • コンクリートは、不燃性であり、長時間火熱を受けても変質しない。

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この過去問の解説 (2件)

01

この設問は、コンクリートの特徴などの基礎的なことについて問われています。

選択肢1. コンクリートの引張強度は、圧縮強度に比べて著しく小さい。

設問のとおりです。コンクリートの引張強度は、圧縮強度に比べて著しく小さいです(1/10程度)。

選択肢2. コンクリートの線膨張係数は、常温では、鉄筋の線膨張係数とほぼ等しい。

設問のとおりです。コンクリートの線膨張係数は、常温では、鉄筋の線膨張係数とほぼ等しいです(試験頻出)。

選択肢3. コンクリートは、大気中の炭酸ガスやその他の酸性物質の浸透によって徐々に中性化する。

設問のとおりです。コンクリートは、大気中の炭酸ガスやその他の酸性物質の浸透によって徐々に中性化します。

選択肢4. コンクリートは、不燃性であり、長時間火熱を受けても変質しない。

この設問は、誤りです。コンクリートは不燃材料ですが、長時間火熱を受けた場合変質します。

まとめ

この設問は、コンクリートの特徴などの基礎的なことについて問われておりコンクリートについては、幅広く出題されますので過去問や参考書を活用して勉強を進めてください。

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02

この問題のポイントはコンクリートの基本的な知識を問われてます。

選択肢1. コンクリートの引張強度は、圧縮強度に比べて著しく小さい。

コンクリートの引張強度は一般的に圧縮強度の1割程度になります。

選択肢2. コンクリートの線膨張係数は、常温では、鉄筋の線膨張係数とほぼ等しい。

コンクリートの線膨張係数は鉄筋の線膨張係数とほぼ同じ値です。

選択肢3. コンクリートは、大気中の炭酸ガスやその他の酸性物質の浸透によって徐々に中性化する。

設問の通りです。

選択肢4. コンクリートは、不燃性であり、長時間火熱を受けても変質しない。

コンクリートは不燃材料ですが、長時間火熱を受けて高熱になると変質して強度が低下します。

まとめ

コンクリート材料と性質にかかわる問題は良く出題されます。

基礎的な知識を過去問を繰り返し覚えていきましょう。

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