2級建築施工管理技士の過去問
令和4年(2022年)後期
4 問6

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問題

2級 建築施工管理技術検定試験 令和4年(2022年)後期 4 問6 (訂正依頼・報告はこちら)

品質管理の用語に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 特性要因図とは、結果の特性とそれに影響を及ぼしている要因との関係を、魚の骨のような図に体系的にまとめたものである。
  • 見える化とは、問題、課題、対象等をいろいろな手段を使って明確にし、関係者全員が認識できる状態にすることである。
  • 管理項目とは、目標の達成を管理するために、評価尺度として選定した項目のことである。
  • QCDSとは、計画、実施、点検、処置のサイクルを確実、かつ、継続的に回して、プロセスのレベルアップを図る考え方である。

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この過去問の解説 (2件)

01

設問は、品質管理の用語について問われています。

知らないと答えられない設問になります。

選択肢1. 特性要因図とは、結果の特性とそれに影響を及ぼしている要因との関係を、魚の骨のような図に体系的にまとめたものである。

設問のとおりです。別名フィッシュボーン図とも呼ばれています。

選択肢2. 見える化とは、問題、課題、対象等をいろいろな手段を使って明確にし、関係者全員が認識できる状態にすることである。

設問のとおりです。

選択肢3. 管理項目とは、目標の達成を管理するために、評価尺度として選定した項目のことである。

設問のとおりです。

選択肢4. QCDSとは、計画、実施、点検、処置のサイクルを確実、かつ、継続的に回して、プロセスのレベルアップを図る考え方である。

設問は誤りです。

QCDSとは、品質・コスト・納期・安全を意味するもので、生産活動や製品を評価する指標です。

まとめ

品質管理の用語は、聞きなれない用語が多く出てきます。

参考書・過去問を活用して各用語の意味について理解しましょう。

参考になった数55

02

この問題では品質管理の用語について問われています。

建築業にかかわらず使用されている用語です。

選択肢1. 特性要因図とは、結果の特性とそれに影響を及ぼしている要因との関係を、魚の骨のような図に体系的にまとめたものである。

設問の通りです。

品質における特性とその要因について整理ができます。

選択肢2. 見える化とは、問題、課題、対象等をいろいろな手段を使って明確にし、関係者全員が認識できる状態にすることである。

設問の通りです。

問題解決や業務改善に役立つため、様々な業種の企業で推進されています。

選択肢3. 管理項目とは、目標の達成を管理するために、評価尺度として選定した項目のことである。

設問の通りです。

目標の品質を保持するために、管理の対象として取り上げた項目です。

選択肢4. QCDSとは、計画、実施、点検、処置のサイクルを確実、かつ、継続的に回して、プロセスのレベルアップを図る考え方である。

建設業のQCDSとは、品質、コスト、工期、安全を示しています。

建設業の生産性の評価の指標を表す図ですが、順序=優先順位ではなく、

昨今の建設業界では安全が最優先するという考えが定着しつつあります。

安全に作業できる現場作り、工程計画をすることが結果的により良い建物完成に繋がります。

まとめ

様々な業種の企業でも使用されている用語が頻出します。

日々のニュースでも耳にすることが有ると思いますので、理解しておきましょう。

参考になった数24