2級建築施工管理技士の過去問
令和4年(2022年)後期
4 問8
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問題
2級 建築施工管理技術検定試験 令和4年(2022年)後期 4 問8 (訂正依頼・報告はこちら)
鉄骨工事の検査に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- トルシア形高力ボルトの本締め完了は、ピンテールの破断とマーキングのマークのずれによって確認した。
- スタッド溶接の合否は、打撃曲げ試験によって確認した。
- 溶接部の欠陥であるブローホールは、目視によって有無を確認した。
- 溶接後のビード外観は、目視によって表面の不整の有無を確認した。
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この過去問の解説 (2件)
01
設問は、鉄骨工事における検査の種類・特徴について問われています。
設問のとおりです。
設問のとおりです。
15度打撃曲げ試験を行い、ロット数は100本または主要部材1個に溶接した本数のいずれか少ない方を1ロットとして、1ロットにつき1本行う。
設問は誤りです。ブローホールは、超音波探傷試験により確認します。
ブローホールとは、ガスによって生ずる溶着金属中の球状、またはほぼ球状の空洞のことです。
設問のとおりです。ビードとは、溶接後の溶接痕の盛り上がり部分を言います。
鉄骨工事における検査の種類・特徴について、高力ボルト・トルシア系高力ボルトなどのピンテールの破断・マーキングのずれの順番や溶接における欠陥部分の確認方法は頻出です。
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02
この問題では鉄骨工事の検査について問われています。
〇
設問の通りです。
1次締め→マーキング→本締め→ピンテール破断及びマーキング確認の順番で行います。
〇
設問の通りです。
曲げ角度15°で1ロットにつき1本に対して打撃します。
割れその他の欠陥が生じない場合は合格とします。
✖
ブローホールは超音波探傷試験により確認します。
〇
設問の通りです。
鉄骨工事において頻出となるのがトルシア形高力ボルトの本締め確認方法です。
作業の手順についても理解しておきましょう。
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