2級建築施工管理技士の過去問
令和4年(2022年)後期
4 問10

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問題

2級 建築施工管理技術検定試験 令和4年(2022年)後期 4 問10 (訂正依頼・報告はこちら)

足場に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 折りたたみ式の脚立は、脚と水平面との角度を75°以下とし、開き止め具が装備されたものを使用した。
  • 移動式足場(ローリングタワー)の作業床の周囲には、高さ10cmの幅木と高さ90cmの中桟付きの手すりを設けた。
  • 単管足場の建地間隔は、桁行方向、梁間方向ともに、2mとした。
  • つり足場の作業床は、幅を40cmとし、隙間がないように敷きつめた。

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この過去問の解説 (2件)

01

設問は、足場の組立における組立方法や組立基準について問われています。

選択肢1. 折りたたみ式の脚立は、脚と水平面との角度を75°以下とし、開き止め具が装備されたものを使用した。

設問のとおりです。

脚立及びはしごの縦かけ角度は75度以下として、開き止め具が装備されたものを使用します。

選択肢2. 移動式足場(ローリングタワー)の作業床の周囲には、高さ10cmの幅木と高さ90cmの中桟付きの手すりを設けた。

設問のとおりです。

作業床の周囲には、高さ10㎝以上の巾木を周囲に取付けて、高さ90㎝以上の中桟付きの手すり及び作業床のすき間は3㎝以下となるように前面に敷きならべます。

選択肢3. 単管足場の建地間隔は、桁行方向、梁間方向ともに、2mとした。

設問は誤りです。

単管足場の建地間隔は、桁方向1.85m以下、梁間方向1.5m以下としています。

選択肢4. つり足場の作業床は、幅を40cmとし、隙間がないように敷きつめた。

設問のとおりです。

つり足場の作業床は、幅40㎝以上として且つすき間がないようにします。

まとめ

足場の組立における組立方法や組立基準は、数字が多く出てきます。

参考書などでは、図を使って説明されていることが多いので、整理して覚えましょう。

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02

この問題では足場に関する知識について問われています。

選択肢1. 折りたたみ式の脚立は、脚と水平面との角度を75°以下とし、開き止め具が装備されたものを使用した。

設問の通りです。

折りたたみ式の脚立は、脚と水平面との角度を75°以下とし、開き止め具が装着されたものを使用します。

選択肢2. 移動式足場(ローリングタワー)の作業床の周囲には、高さ10cmの幅木と高さ90cmの中桟付きの手すりを設けた。

設問の通りです。

選択肢3. 単管足場の建地間隔は、桁行方向、梁間方向ともに、2mとした。

単管足場の建地間隔は、桁行方向1.85m以下、梁間方向1.5m以下とします。

選択肢4. つり足場の作業床は、幅を40cmとし、隙間がないように敷きつめた。

設問の通りです。

まとめ

足場に関する問題では、建地間隔・手摺の高さ・巾木の大きさなど、数値に関する問題が頻出します。

テキストなど参考にし整理して覚えましょう。

参考になった数21