2級建築施工管理技士の過去問
令和4年(2022年)後期
5 問2
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問題
2級 建築施工管理技術検定試験 令和4年(2022年)後期 5 問2 (訂正依頼・報告はこちら)
鉄筋コンクリート造建築物の解体工事に関する記述として、不適当なものを2つ選べ。
- 解体作業に先立ち、各種設備機器の停止並びに給水、ガス、電力及び通信の供給が停止していることを確認した。
- 壁及び天井のクロスは、せっこうボードと一緒に撤去した。
- 騒音防止やコンクリート片の飛散防止のため、全面をメッシュシートで養生した。
- 各階の解体は、中央部分を先行して解体し、外周部を最後に解体した。
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この過去問の解説 (2件)
01
設問は、鉄筋コンクリート造建築物の解体工事の手順や内容について問われています。
設問のとおりです。
設問は誤りです。壁及び天井のクロスは、できる限り分離・分別を行います。
設問は誤りです。騒音防止やコンクリート片の飛散防止の為には、防音パネルをすき間なく取り付けることがあげられます。メッシュシートでは、シートに小さな穴が開いているので、十分な防音対策及びコンクリート片の飛散防止の対策を施しているとは言えません。
設問のとおりです。解体の順序として外周部1面を解体して残り外周部3面をコ型上に残してから中央部分を先行して解体し、最後に外周部3面を解体します。
鉄筋コンクリート造建築物の解体工事において、解体・撤去の方法について問われることが多いです。この分野は、産業廃棄物における問題とも密接する部分が多いので、関連付けて覚えましょう
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02
この問題ではRC造建築物の解体工事に関する知識について問われています。
〇
設問の通りです。
✖
産業廃棄物は各種類ごとに分別をして撤去します。
✖
騒音防止や飛散防止の際には、防音シートもしくは防音パネル等で養生します。
〇
施工性及び安全性を考慮して外周部を最後に残します。
この問題では解体工事における基本的な知識について問われています。
構造が異なっても共通する事が多くありますので整理して覚えていきましょう。
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