2級建築施工管理技士の過去問
令和5年(2023年)前期
1 問14
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問題
2級 建築施工管理技術検定試験 令和5年(2023年)前期 1 問14 (訂正依頼・報告はこちら)
内装材料に関する一般的な記述として、最も不適当なものはどれか。
- 木毛セメント板は、断熱性、吸音性に優れている。
- けい酸カルシウム板は、軽量で耐火性に優れている。
- 強化せっこうボードは、心材のせっこうに油脂をしみ込ませ、強度を向上させたものである。
- シージングせっこうボードは、普通せっこうボードに比べ、吸水時の強度低下が生じにくい。
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この過去問の解説 (2件)
01
内装材料は多岐に渡りますが、試験で問われる項目は広くありません。まずは各問題の材料について理解を深めましょう。
問題文のとおりです。木毛セメント板は、細長く削った木材を、セメントペーストを用いて圧縮したものです。
問題文のとおりです。
けい酸カルシウム板は加工性にも優れており、内装材でもよく使われます。
強化石こうボードは、せっこうの中心にガラス繊維等を混ぜ、耐火性能を向上させた材料です。
表面が紙ですので、油をしみ込ませると燃えやすくなってしまいます。
問題文のとおりです。表面に防水処理を施しており、吸水時にも強度の低下を防ぎます。
特にけい酸カルシウム板、石こうボードについての知識は、実務でも非常に重要です。
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02
内装材料は主にボード類に関する問題が多く出題されます。
設問の通り、木毛セメント板は断熱性能と吸音性能に優れています。
設問の通り、ケイ酸カルシウム板は石灰質やケイ酸質原料を原料としており、軽量で耐火性、断熱性に優れています。
強化せっこうボードはボードの芯材に無機質繊維を混ぜ、耐火性を向上させたものです。強化とあるため強度と思いがちですが耐火性に優れています。
シージングせっこうボードは両面の原紙と心材のせっこうに防水処理をしたもので吸水時に強度低下しにくいボードです。
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