2級建築施工管理技士の過去問
令和5年(2023年)前期
2 問1
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問題
2級 建築施工管理技術検定試験 令和5年(2023年)前期 2 問1 (訂正依頼・報告はこちら)
構内舗装工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 路盤材料に用いられるクラッシャランは、採取したままの砂利で、砂と土粒の混入したものをいう。
- アスファルト舗装の路床は、地盤が軟弱な場合を除いて、現地盤の土をそのまま十分に締め固める。
- コンクリート舗装に用いるコンクリートのスランプは、一般的な建築物に用いるものより小さい。
- アスファルト舗装は、交通荷重及び温度変化に対してたわみ変形する。
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この過去問の解説 (2件)
01
舗装工事に関する問題です。ベースで使用される材料はそれほど多くありませんので覚えておきましょう。
クラッシャランとは、切り込んだ砕石のことを指します。舗装工事の土台となる「路盤」を構成する材料です。
問題文のとおりです。
問題文のとおりです。
舗装工事に用いられるコンクリートは過酷な条件にも耐えうることが求められますので、一般にスランプ値が小さい(=流動性が低い)ものになります。
問題文のとおりです。交通量の多少や地域による温度差などで変化します。
舗装工事は、断面図などを基にして基本的な構造理解を深めておくとよいでしょう。
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02
舗装工事に関しては出題頻度が高いです。主に路盤材料や舗装の特性、建設機械について出題されます。単語の暗記が必要な項目です。
クラッシュランとは路盤材料の1つで、岩石をクラッシャで砕いたままのものを指します。主に下層路盤材料として使われます。
路床は設問の通り、現地盤の土をそのまま十分に締め固めます。軟弱な地盤な場合はその部分を取り除いて締め固めます。
スランプとはコンクリートの流動性を示すものです。舗装に使われるコンクリートは耐摩耗性やひび割れがないことが要求されるためスランプの小さいものを用います。
設問の通り、アスファルト舗装は、交通荷重及び温度変化に対してたわみ変形します。
暗記する用語は多いですが出題傾向が絞られているため練習すれば正解できる問題です。
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