2級建築施工管理技士の過去問
令和5年(2023年)前期
3 問2
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問題
2級 建築施工管理技術検定試験 令和5年(2023年)前期 3 問2 (訂正依頼・報告はこちら)
型枠の締付け金物等に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 独立柱の型枠の組立てには、セパレータやフォームタイが不要なコラムクランプを用いた。
- 防水下地となる部分の型枠に、C型のセパレータを用いた。
- 型枠脱型後にコンクリート表面に残るC型のセパレータのねじ部分は、ハンマーでたたいて折り取った。
- セパレータは、せき板に対して垂直となるよう取り付けた。
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この過去問の解説 (2件)
01
型枠工事に関する問題です。
鉄筋コンクリート造建築物の「型」を造る工事で、この型枠の精度が低かったり曲がっていたりすると、建物に大きな影響を及ぼします。
問題文のとおりです。
防水下地コンクリート面の型枠緊結材としては、主に丸セパレータB型が使用されます。
問題文のとおりです。C型セパレータの飛び出た部分は通常、ハンマー等で折って処理します。
問題文のとおりです。垂直方向に取り付けることで型枠の精度を担保します。
型枠工事に関する問題は頻出です。せき板やセパレータなど、各部材の名称と役割をしっかり覚えておきましょう。
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02
この問題は型枠材料の種類と特徴を覚えましょう。
コラムクランプとは独立した柱の支保工として用いられます。柱を一周するように4本の棒を組み合わせ、水平に型枠の4辺を固定することができるものです。独立柱の型枠を組み立てる際に使います。
C型セパレータは防水層に隙間や穴が生じる恐れがあるため、適しません。
設問の通りセパレータのねじ部分は、仕上げの妨げになるためハンマーでたたいて除去します。
セパレータとせき板の角度が大きくなると、セパレータの破断強度が低下するためせき板に対して垂直になるように取り付けます。
型枠工事は加工、組み立てに関する問題も多いため準備しましょう。
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