2級建築施工管理技士の過去問
令和5年(2023年)前期
3 問9
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問題
2級 建築施工管理技術検定試験 令和5年(2023年)前期 3 問9 (訂正依頼・報告はこちら)
塗装工事における素地ごしらえに関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- モルタル面の吸込み止めは、パテかいを行った後に、シーラーを全面に塗り付けた。
- せっこうボード面のパテかいは、合成樹脂エマルションパテを使用した。
- 木部面の不透明塗料塗りの節止めは、セラックニスを使用した。
- ALCパネル面の吸込み止めは、下地調整を行う前に、シーラーを全面に塗り付けた。
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この過去問の解説 (2件)
01
塗装工事の素地ごしらえの問題は多く出題される要チェック問題です。
モルタルやせっこう系素地の調整では、吸い込み止めはパテかいの前に施工します。
せっこうボード面は合成樹脂エマルションパテやセメント系下地調整材を使用します。
木部の節止めはセラックニスを使用します。2時間以上の放置時間をとりましょう。
設問の通りALCパネル面の吸込み止めは、下地調整を行う前に行います。
塗装工事はほぼ確実に出題されるので暗記しましょう。
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02
塗装工事における素地(下地)の処理は、美観や塗装の質を保つのに重要な工程です。
過去問でも、塗装工事の基本的な事項が問われますので留意しておきましょう。
モルタル面の吸込み止めは、パテかいの前に行います。
問題文のとおりです。
せっこう面のパテについては、合成樹脂エマルジョン系や合成樹脂系などが用いられます。
問題文のとおりです。
木部面の素地(下地)は下記の手順が基本です。
汚れや付着物の除去
☟
研磨紙(♯120~220程度)ずり
☟
セラックニス塗布
☟
パテかい
☟
研磨紙(♯180~220程度)ずり
問題文のとおりです。
素地こしらえ、特にパテについてはパテかい、パテ付けと違いがありますので区別しておいてください。
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