2級建築施工管理技士の過去問
令和5年(2023年)前期
3 問11
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問題
2級 建築施工管理技術検定試験 令和5年(2023年)前期 3 問11 (訂正依頼・報告はこちら)
外壁の押出成形セメント板(ECP)横張り工法に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 取付け金物(Zクリップ)は、パネル小口より80mm離れた位置に取り付けた。
- 取付け金物(Zクリップ)は、パネル1枚につき左右両端部2か所ずつ4か所取り付けた。
- 取付け金物(Zクリップ)は、下地鋼材にかかり代を20mm確保して取り付けた。
- 取付け金物(Zクリップ)は、下地鋼材に溶接長さを15mm確保して取り付けた。
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この過去問の解説 (2件)
01
押出成形セメント板は、主に中高層の建築物における外壁や内部の間仕切りに使用される材料です(鉄骨造に用いられるケースが多い)。
問題文のとおりです。
Zクリップは、外壁に押出成形セメント板を採用する際使われる金物です。金物を使用するため乾式工法であり、建物の変位(揺れなど)に追従します。
問題文のとおりです。
縦張工法、横張工法ともセメント板の四隅にZクリップを取り付けます。
Zクリップを使用する場合は、下地鋼材に対しかかり代を30㎜以上確保する必要があります。
問題文のとおりです。
押出成形セメント板に関する問題では、かかり代や目地、溶接長さの数値が重要です。
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02
押出成形セメント板とはセメント、ケイ酸原料、繊維質を原料とした、中に空洞を持たせた板状の建材です。
設問の通り、取り付け金物はパネル小口から80㎜離れた位置につけます。
設問の通り、パネル1枚につき左右両端部2か所ずつ4か所取り付けます。
取り付け金物は縦張り、横張りを問わず下地鋼材に30㎜以上のかかりを確保しなくてはいけません。
設問の通り、取り付け金物は回転防止のため、下地鋼材に溶接長さを15mm以上確保します。
押出成形セメント板の問題は過去問をやれば覚えられる問題ですので、しっかり暗記しましょう。
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