2級建築施工管理技士の過去問
令和5年(2023年)前期
4 問4
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問題
2級 建築施工管理技術検定試験 令和5年(2023年)前期 4 問4 (訂正依頼・報告はこちら)
工程計画及び工程管理に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 工期短縮に用いる手法として、山積工程表における山崩しがある。
- ネットワーク工程表は、工程における複雑な作業間の順序関係を視覚的に表現することができる。
- 工程管理の手法として、3次元CADやコンピューターグラフィックスを使用することで工事現場の進捗状況を視覚的に把握する方法がある。
- Sチャートは、工事の進捗に対応した出来高の累積値を縦軸に、時間を横軸に取って、出来高の進捗を数量的、かつ、視覚的に示すことができる。
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この過去問の解説 (2件)
01
建築工事を行う上で欠かせない、工程(計画・管理)に関する問題です。
山崩しは、作業量の平準化を目的とした工程管理の手法です。
他分野ではありますが製造業などでも採用されます。建築工事については工期の短縮とは直結しません。
問題文のとおりです。
バーチャート工程表など他の工程表と比べ、工程の先後や順序を可視化している工程表といえます。
問題文のとおりです。
問題文のとおりです。
試験対策としては工程管理の種類を整理しておくことがメインになります。
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02
工程表の問題は必ず出題されるため、種類と特徴を暗記しましょう。
山積み工程表とは人員や設備などを縦軸に、時間を横軸にした棒グラフ上の工程表です。山崩しとは人員や設備を平滑化することで、作業量の平準化することを目的としています。工期の短縮を図るものではありません。
ネットワーク工程表とは作業内容を、矢印や番号などで順番に並べた工程表です。設問の通り、ネットワーク工程表は作業間の順序や関係性を視覚的に表現できる工程表です。
設問の通り、3次元CADやコンピューターグラフィックスで工事の進捗状況を視覚的に把握できます。
Sチャートとは出来高累計曲線工程表とも呼ばれ、縦軸に出来高率、横軸に工期や時間を取って出来高を線で表す工程表です。設問の通り、出来高の進捗を視覚的に示すことができます。
工程表の問題は異なる呼び方がされる問題もあるので注意しましょう。
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