2級建築施工管理技士の過去問
令和5年(2023年)前期
4 問3
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問題
2級 建築施工管理技術検定試験 令和5年(2023年)前期 4 問3 (訂正依頼・報告はこちら)
建築工事に係る申請や届出等に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 振動規制法による特定建設作業を指定地域内で行うため、特定建設作業実施届出書を市町村長に提出した。
- 常時10人の労働者が従事する事業で附属寄宿舎を設置するため、寄宿舎設置届を市町村長に提出した。
- 積載荷重が1tの仮設の人荷用エレベーターを設置するため、エレベーター設置届を労働基準監督署長に提出した。
- 歩道に工事用仮囲いを設置するため、道路占用許可申請書を道路管理者に提出した。
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この過去問の解説 (2件)
01
建築工事に係る申請や届出の手順や提出先は、実務面でも非常に重要です。
問題文のとおりです。
寄宿舎設置に伴う設置届は、着手14日前までに労働基準監督署長宛に提出します。
因みに令和元年では選択肢として出題されました。
問題文のとおりです。
問題文のとおりです。
道路管理者とは市町村や都道府県などです。
また併せて、管轄の警察署へ道路「使用許可申請」も必要となります。
工事着手前に提出する書類(届)は多岐に渡ります。過去問を解くことで問われる項目をつかみ、重点的に覚えていきましょう。
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02
法規は届け出の場所や期日などが細かくあるため、繰り返し復習しましょう。
振動規制法による特定建設作業の届け出は作業開始7日前までに市町村長に提出します。
常時10人以上の労働者が従事する事業で、寄宿舎設置届けを提出するのは労働基準監督署に工事着工前14日前までに届け出なくてはいけません。
設問の通り、積載荷重が1tの仮設エレベーターを設置するためのエレベーター設置届は労働基準監督署に提出します。
道路を占用する仮囲いは、道路占用許可申請書を道路管理者に提出します。
法規は過去問などで繰り返し復習し、確実に暗記しましょう。
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