2級建築施工管理技士 過去問
令和5年(2023年)後期
問32 (4 問4)
問題文
工程計画の立案段階で考慮すべき事項として、最も不適当なものはどれか。
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問題
2級 建築施工管理技術検定試験 令和5年(2023年)後期 問32(4 問4) (訂正依頼・報告はこちら)
工程計画の立案段階で考慮すべき事項として、最も不適当なものはどれか。
- 最初に全ての工種別の施工組織体系を把握する。
- 敷地周辺の上下水道やガス等の公共埋設物を把握する。
- 鉄骨工事の工程計画では、資材や労務の調達状況を調査して、手配を計画する。
- 型枠工事の工程計画では、型枠存置期間を考慮して、せき板や支保工の転用を検討する。
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この過去問の解説 (2件)
01
工程計画を考える際に考慮する事項に関する問題です。
工種別の施工組織体系は工程表などを作成した段階で考えるもので、計画段階で考えることではありません。
設問の通り、敷地周辺の上下水道やガス等の公共埋設物を把握します。
設問の通り、鉄骨工事の工程計画では、資材や労務の調達状況を調査して手配を計画します。
設問の通り、型枠工事の工程計画では、型枠存置期間を考慮して、せき板や支保工の転用を検討します。
計画段階からおおまかな流れを確認しておきましょう。
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02
工程計画についての問題です。
誤った記述です。
キーワード: 施工組織体系
説明: 工程計画立案の最初は、全体の工期や主要な工程の把握、現場条件の確認を行います。
施工組織体系の詳細な把握は、全体計画が定まった後に各工種ごとに検討します。
正しい記述です。
キーワード: 公共埋設物、敷地周辺
説明: 敷地周辺の上下水道やガス等の公共埋設物の把握は、既存インフラへの影響を防ぐための事前調査事項です。
正しい記述です。
キーワード: 鉄骨工事、資材調達、労務調達
説明: 鉄骨工事は工期に影響を与える工種であり、鉄骨材の製作・納入時期や専門作業員の確保状況を事前に調査し計画に反映します。
正しい記述です。
キーワード: 型枠工事、型枠存置期間
説明: 型枠の存置期間を考慮し、せき板や支保工の転用計画を立てることは、効率的な型枠の使用と工期の最適化するには重要なことです。
工期への配慮や効率的な工事を進めるようイメージして覚えましょう!
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