2級建築施工管理技士 過去問
令和5年（2023年）後期
問46 (6 問4)

工事の履行に必要となる建設業の許可の種類及び許可番号は建設業法の請負契約書に記載はありません。

当事者の一方から設計変更の申出があった場合における工期の変更、請負代金の額の変更又は損害の負担及びそれらの額の算定方法は建設業法の請負契約書に記載しなくてはなりません。

天災その他不可抗力による工期の変更又は損害の負担及びその額の算定方法は建設業法の請負契約書に記載しなければなりません。

注文者が工事の全部又は一部の完成を確認するための検査の時期及び方法並びに引渡しの時期は建設業法の請負契約書に記載しなければなりません。

誤った記述です。

キーワード: 建設業の許可、許可番号
説明:工事の履行に必要となる建設業の許可の種類及び許可番号は建設業法の請負契約書に記載はありません。

正しい記述です。

キーワード: 設計変更、工期変更、請負代金、損害負担
説明:設計変更が生じた場合、契約内容の変更について明確な定めを設けることは、契約履行時のトラブル防止に極めて重要とされ、「建設業法」により契約書に記載します。

正しい記述です。

キーワード: 不可抗力、天災、工期変更、損害負担
説明:天災などの不可抗力による事態に備え、工期変更や損害負担、算定方法についての定めは、契約書に明記します。

正しい記述です。

キーワード: 完成検査、引渡し
説明:工事の完成確認、検査の時期や方法、引渡しの時期などは、契約の履行状況を適切に管理するために重要な項目であり、「建設業法」において契約書に記載します。