2級建築施工管理技士 過去問
令和6年(2024年)後期
問7 (2 問3)

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問題

2級建築施工管理技士試験 令和6年(2024年)後期 問7(2 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

鉄骨構造に関する一般的な記述として、最も不適当なものはどれか。
  • H形鋼の大梁に架けられる小梁には、大梁の横座屈を拘束する働きがある。
  • 大空間を必要とする建築物に用いる長大な梁は、トラス梁とすることで軽量化を図ることができる。
  • 柱は、細長比が小さいものほど座屈しやすい。
  • 鉄骨構造の柱は、鉄筋コンクリート構造の柱に比べ、小さな断面で大きな荷重に耐えることができる。

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この過去問の解説 (1件)

01

鉄骨構造に関する問題です!

選択肢1. H形鋼の大梁に架けられる小梁には、大梁の横座屈を拘束する働きがある。

正しい記述です。

 

キーワード: 横座屈拘束, 小梁

説明: 副次的に架けられる小梁が大梁のフランジをつなぎ、横座屈を抑制します。

選択肢2. 大空間を必要とする建築物に用いる長大な梁は、トラス梁とすることで軽量化を図ることができる。

正しい記述です。

 

キーワード: トラス梁, 軽量化, 大スパン

説明: トラス形式にすると高い曲げ剛性を確保でき、長大スパンでの軽量化できます。

選択肢3. 柱は、細長比が小さいものほど座屈しやすい。

誤った記述です。

 

キーワード: 細長比, 座屈

説明: 細長比(有効長さ/断面二次モーメントの平方根)は大きいほど座屈しやすく、小さいほど座屈しにくいです。

選択肢4. 鉄骨構造の柱は、鉄筋コンクリート構造の柱に比べ、小さな断面で大きな荷重に耐えることができる。

正しい記述です。

 

キーワード: 鋼材強度, 断面効率

説明: 鋼材は単位体積当たりの許容応力度が高いため、RC柱と比べて小断面で同等以上の荷重支持能力を得やすいです。

まとめ

細長比と座屈について公式等を用いて理解しましょう!

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