2級建築施工管理技士 過去問
令和6年(2024年)後期
問24 (4 問7)

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問題

2級建築施工管理技士試験 令和6年(2024年)後期 問24(4 問7) (訂正依頼・報告はこちら)

金属材料の表面仕上げに関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • アルミニウム材の表面に、陽極酸化処理の後、金属塩を含む電解溶液中で二次的な電解処理により着色した仕上げを電解着色皮膜という。
  • アルミニウム材の表面に、陽極酸化処理の後、塗装を施した仕上げを陽極酸化塗装複合皮膜という。
  • ステンレス材の表面に、化学処理により図柄や模様を施した仕上げをエッチングという。
  • ステンレス材の表面に、凹凸の浮出し模様を施した仕上げをヘアラインという。

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この過去問の解説 (1件)

01

金属材料の表面仕上げに関する問題です!

選択肢1. アルミニウム材の表面に、陽極酸化処理の後、金属塩を含む電解溶液中で二次的な電解処理により着色した仕上げを電解着色皮膜という。

正しい記述です。

 

キーワード: 電解着色皮膜

説明: 陽極酸化で形成された多孔質の酸化皮膜に、金属イオンを含む電解液中で電気分解により析出させることで着色する手法を「電解着色皮膜」といいます。

選択肢2. アルミニウム材の表面に、陽極酸化処理の後、塗装を施した仕上げを陽極酸化塗装複合皮膜という。

正しい記述です。

 

キーワード: 陽極酸化塗装複合皮膜

説明: アルマイト処理後の酸化皮膜上に塗装を重ね、耐食性や意匠性を向上させた複合的な表面仕上げを「陽極酸化塗装複合皮膜」といいます。

選択肢3. ステンレス材の表面に、化学処理により図柄や模様を施した仕上げをエッチングという。

正しい記述です。

 

キーワード: エッチング

説明: 酸や塩基などの化学薬品で金属表面を部分的に溶解除去し、図柄や模様を浮き彫りにする化学的表面処理法を「エッチング」といいます。

選択肢4. ステンレス材の表面に、凹凸の浮出し模様を施した仕上げをヘアラインという。

誤った記述です。

 

キーワード: ヘアライン

説明: ヘアライン仕上げは、サンドペーパーや研磨布で表面を研磨し、細かい平行線状のキズ模様を与える機械的仕上げであって、凹凸を浮出し模様として形成するものではありません。

まとめ

金属仕上げに使用される用語を過去問を中心に覚えましょう!

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