2級建築施工管理技士 過去問
令和6年(2024年)後期
問32 (ユニットE 問5)

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問題

2級建築施工管理技士試験 令和6年(2024年)後期 問32(ユニットE 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

バーチャート工程表に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 出来高の累計を重ねて表現したものは、工事出来高の進捗状況が把握しやすい。
  • 建築現場で長年にわたって使用されており、工事全体の工程がわかりやすい。
  • 各作業の相互関係がわかりやすく、クリティカルパスが把握しやすい。
  • 各作業ごとの日程及び工事全体の工程計画が作成しやすい。

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この過去問の解説 (2件)

01

バーチャート工程表に関する問題です!

選択肢1. 出来高の累計を重ねて表現したものは、工事出来高の進捗状況が把握しやすい。

正しい記述です。

 

キーワード: S字曲線(累計出来高)

説明: バーチャートに累積出来高を重ねることで進捗状況を可視化できます。

選択肢2. 建築現場で長年にわたって使用されており、工事全体の工程がわかりやすい。

正しい記述です。

 

キーワード: ガントチャート/歴史的経緯

説明: 長年にわたり使われ、全体のスケジュールを一覧できます。

選択肢3. 各作業の相互関係がわかりやすく、クリティカルパスが把握しやすい。

誤った記述です。

 

キーワード: クリティカルパス/ネットワーク図

説明: バーチャートは作業間の前後関係を示せないため、クリティカルパスは把握できません。

 

選択肢4. 各作業ごとの日程及び工事全体の工程計画が作成しやすい。

正しい記述です。

 

キーワード: 日程作成/視覚化

説明: 各作業の開始・終了を横棒で示すので、工程計画を立てやすいです。

まとめ

バーチャート工程表の特徴を覚えましょう!

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02

この問題では、バーチャート工程表の長所と短所を正しく把握できているかを問われています。

選択肢1. 出来高の累計を重ねて表現したものは、工事出来高の進捗状況が把握しやすい。

バーチャート工程表では、計画と実績の比較が一目でわかります。

出来高曲線と組み合わせることで、より詳細な進捗管理が可能です。

 

よって正しい記述となります。

 

選択肢2. 建築現場で長年にわたって使用されており、工事全体の工程がわかりやすい。

横棒グラフの単純な構造により、専門知識がなくても工程の全体像を把握できます。

 

よって正しい記述となります。

 

選択肢3. 各作業の相互関係がわかりやすく、クリティカルパスが把握しやすい。

各作業が独立した横棒として表示されるため、相互関係がわかりづらく、クリティカルパスが把握しにくいです。

どの作業が遅れると全体に影響するか、といった判断には不向きです。

 

よって誤った記述となります。

選択肢4. 各作業ごとの日程及び工事全体の工程計画が作成しやすい。

カレンダーと連動した時系列表示により、各作業の開始・終了日程や工期が明確に設定・確認できます。

 

よって正しい記述となります。

まとめ

バーチャート工程表は、「見やすいが関連性がわからない」と覚えましょう。

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